官務は「官庁における業務のこと」。
官吏や公務員の職務という意味でも使うことができます。
使うことができるシーンは限られているため、普段の生活ではほとんど使用できない言い方になります。
公務は「公の務めのこと」。
国や公共団体における事務、または仕事という言い方ができます。
公のために行われているという点はポイントです。
「官務」の意味
官務とは、官庁における業務のことです。
そういう場所で働いている人の仕事という意味で使っていくことができる表現になるでしょう。
ただ、官吏や公務員の職務という意味でも使用できますから、そこも一緒に覚えておくといいです。
日常的にはほぼ使われない言葉であり、これを知っている人も少ないので、馴染みは感じづらいでしょう。
「公務」の意味
公務とは、公の務めのことです。
基本的には公務員などの仕事という意味で使っていくことが多いですし、そこは頭に入れておくべきです。
官務についても、公務という言い方ができる可能性がありますから、両者は共通点があるという評価もできそうです。
ただ、知名度としては公務の方が高いです。
公務員ではない人でも聞いたことがあるでしょう。
「官務」と「公務」の用法や用例
「官庁において仕事をしている人については、官務をこなしていると言えるわけだ。
こういった仕事は多くの人たちにとってはどうしても縁がないと評価できるだろう。」
「公務というのは、一般的な労働者にはあまり関係がない。
どちらかと言えば、公務員として働いている人たちにとって、関係してくる言葉になると言えるだろう。」
官務と公務は意味はやや似ている
官務と公務は意味は似ている部分はあります。
あまり大きな違いはありませんから、意味において差を感じることは難しいと言えるでしょう。
でも、公務は知っている人は多くいると思われますが、官務については多数の人たちは聞いたことがない可能性があります。
知名度においては差を見出しやすい面がありますから、そこは知っておいてほしいです。