発禁本は「国家が出版、発売を禁止している図書のこと」。

国家が特定の図書に対して、そういう措置をしているときに使っていくことが多い言葉になります。

禁書は「公共において害になり得る図書について、出版や所持することを禁止すること」。

こちらも国家が行う措置であると言えます。

発禁本の意味に似ていると言えるでしょう。

「発禁本」の意味

発禁本とは、国家が出版、発売を禁止している図書のことです。

したがって、そのような本を実際に読むことができる機会はほぼ存在していないと言えるでしょう。

発禁本という言い方は普段の生活ではほぼ聞かれないでしょう。

こういう言葉を使うことができるシーンがなかなかありませんし、そこは大きなポイントになってきます。

「禁書」の意味

禁書とは、公共において害になり得る図書について、出版や所持することを禁止することです。

発禁本の意味に近いでしょう。

そんなに大きな意味の差はありません。

でも、発禁本は禁止している図書それ自体を指しているものの、禁書はある図書の出版や所持を禁止するという意味で使っていきますから、そこは一応の違いになるでしょう。

「発禁本」と「禁書」の用法や用例

「発禁本に関しては、国が出版や発売を禁止していると言える。

したがって、そのような本を一般人が目にする機会はまずないと評価でき、読むことができるチャンスもないだろう。」

「禁書に関しては、数としてはかなり少ないのではないかと思われるが、そういった本は全くないわけではないだろう。

実際、これまでに存在した例はあるんじゃないかと思う。」

発禁本と禁書は意味はそれなりに近い

発禁本と禁書については意味としてはそれなりに近いですし、区別しづらいと感じられるかもしれません。

でも、発禁本は禁止された図書を指していますが、禁書は図書の出版、所持を禁止するという意味であり、両者はそういう部分で一応違いがあるのです。

ここはちゃんと覚えておいた方がいい部分になると言えると思われるのです。

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