教え子は「自分が教えていた生徒や学生のこと」。

基本的には教師と言える人間の立場から使う言葉であり、教師とその生徒、学生というケース以外ではまず使われない言葉になります。

弟子は「先生から教えられている側の人のこと」。

この場合の先生は教師以外を指すことが多く、教え子とは全く違う場面で使っていくことがほとんどでしょう。

「教え子」の意味

教え子とは、自分が教えていた生徒や学生のことです。

教師から見たときに自身が教えていた存在に対する言葉です。

したがって、該当するのはたいていは生徒や学生ということになります。

でも、教え子という言葉を使うのは教師のみでしょうから、多くの人たちにとっては使う機会がないと言えます。

メジャーな表現ですけど、使用することはまずありません。

「弟子」の意味

弟子とは、先生から教えられている側の人のことです。

立場としては教え子と同じと言えますけど、弟子の場合には教師以外の人間から教えられている場合も含みます。

したがって、弟子の方がいろいろなシーンで使っていくことがしやすい表現と評価できるわけです。

弟子の場合には、教えている側の人間を師匠と呼ぶことが多いので、そこも知っておきましょう。

「教え子」と「弟子」の用法や用例

「同窓会でかつての教え子と再会すると、非常にうれしいものだな。

当時とは雰囲気が変わっている子が多いものの、やっぱり面影はちゃんと残っていると言えるんだよな。」

「弟子の成長を見ると、まるで我が子の成長を見ているような気分になる。

これまできちんと指導した成果がちゃんと出ている状況はやっぱり素晴らしいものだな。」

教え子と弟子は似たような意味

教え子と弟子はともに何かを教えていた立場の人たちが、教えていた相手に対して使う言葉になります。

でも、教え子は基本的には教師の立場の人間が使う言葉ですけど、弟子はいろいろな立場の人たちが使うことができます。

したがって、意味は似ているものの、全く同じと言える状況ではありません。

そこについては理解しておきましょう。

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