装本は「書物に表紙などをつけたうえで、整えていくこと」。
体裁を整えるという意味になりますが、基本的には商品として売りに出せる状態にするといった意味があります。
装丁は「表紙などをつけたうえで、外形を整えていくこと」。
意味は装本とあまり変わらない状況と言えるでしょう。
表記もそれなりに似ていると評価できるはずです。
「装本」の意味
装本とは、書物に表紙などをつけたうえで、整えていくことです。
書物に関して、商品と言えるような形にしていくという意味があるでしょう。
そこそこメジャーな言い方になりますけど、こういった作業に縁がある人はあまり多くありません。
したがって、自分で使用する機会もそんなに多くないと言えるのではないかと思われます。
「装丁」の意味
装丁とは、表紙などをつけたうえで、外形を整えていくことです。
意味としては装本とあまり変わらないと言えるでしょう。
使用する場面もかなり近くなっているので、そういう部分では区別はしづらい状況と言えます。
でも、装丁という表現はややマイナーであると言え、装本よりは使われにくいと評価できる可能性があると言えます。
「装本」と「装丁」の用法や用例
「本を売りに出すときには、装本の作業が必要になると言えるはずだ。
世の中の多くの書物はそういう過程を経たうえで、販売されていると言えるだろう。」
「装丁の作業に関しては、世の中ではそれなりに行われているものではあるが、多くの人たちには縁がないし、その光景を見たことがない人がほとんどではないかと思えるんだ。」
装本と装丁は意味はあまり変わらない
装本と装丁に関しては、意味の違いはほぼありません。
同じような意味として使っていくことができる表現になります。
でも、知名度で言えば、装本の方が高いと言えるのではないかと思われるので、そういう部分においては区別をしていくことができます。
両者ともに日常生活においては、そんなに見聞きする言葉ではないでしょう。