「皇室」は、天皇を中心とする一族です。

英語では「the Imperial family」「the Imperial Household」で表されます。

「皇室典範」は「the Imperial Household law」です。

「皇室財産」は「the Imperial property」です。

「皇族」は、天皇を除く天皇の一族をいいます。

英語では「a member of Imperial Family」「an Imperial prince」「an Imperial princess」「an Imperial Family」で表されます。

「皇太子殿下」は「His Imperial Highness the Crown Prince」です。

「王室」は、国王の一族です。

英語では「a royal family」で表されます。

「王室御用達」は「a purveyor to the Royal Household」です。

「皇室」の意味

「皇室」は、天皇を中心とする一族です。

「天皇家」と同じ意味です。

☆皇室典範
皇位の継承・皇族・摂政・皇室会議などの皇室に関係する事項を規定する法律です。

1947年制定されました。

皇室経済法は別に制定されました。

☆皇室会議
皇位継承の順位、摂政の設置・廃止、その他の皇室に関する重大な事項を議する機関です。

皇族二人・衆参両院の正副議長、内閣総理大臣、宮内庁長官、最高裁判所長官・裁判官の10人で構成されます。

「皇族」の意味

「皇族」は、天皇の一族です。

天皇を除き、皇胤の男子及びその配偶者、ならびに皇胤の女子を指します
皇后・大皇太后・皇太后・親王(皇太子・皇太孫を含む)・新王妃・内親王・王・王妃・女王の総称です。

☆「宮家」は以下のような意味です。

①親王・法親王・諸王および門跡などの御家です。

②皇族で宮号を賜った家をいいます。

現在は「三笠宮家」「常陸宮家」「秋篠宮家」「桂の宮家」「高円宮家」の5宮家です。

「王室」の意味

「王室」は、国王の一家です。

また、国王の一族です。

「王家」と同じ意味です。

狭義に於いて、「王室」は国王の一門を指しますが、広義には王の宮廷を意味します。

中世ヨーロッパの君主国では、王室が政治制度全般の中心で、王の側近が国家の重要な大臣・官僚になり国家を運営しました。

中世末期以降、国土・国民は王家の財産とみなされ、王室同士の婚姻関係や相続関係がこの時期の国際政治を規定しました。

「皇室」は 天皇を中心とする一族、「皇族」 は天皇を除く天皇の一族、「王室」は 国王の一族です。

「皇室」「皇族」「王室」は、類語です。

「帝室」「王族」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「君主の一族」です。

「皇室」は、天皇とその家族・一族をいいます。

「皇族」は、天皇の一族をいいます。

この場合、天皇は含みません。

「王室」は、国王の一族です。

☆関連語
「帝室」は、「皇室」の古い言い方です。

「王族」は、国王の一族です。

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