上座は「立場や年齢が上の人が座るべき場所のこと。」

「上位席」と言い換えると分かりやすい。

下座は「立場や年齢が下の人が座るべき場所のこと」。

「下位席」と言い換えると分かりやすい。

日本のしきたりで、上座・下座の区別はどうしてもあり、基本的なことは決まっているので心得なければなりません。

右左では「左」が上位となるのが原則です。

「上座」の決め方は原則があります。

「上座」は場所により異なりますが、基本的な考え方は同じです。

その場で一番落ち着ける場所が「上座」、日本間では床の間が基準になり、床の間を背に一番左の席が「上座」となります。

立場が下がるほど出入り口に近くなります。

テーブルを囲む場合でも左側の席の左奥が「上座」になります。

車の場合は運転手の真後ろが「上座」です。

例外としては景色の良い窓が見える席が入り口に近くても「上座」となる場合があります。

その場合は上位の人に了解を得ます。

「下座」は出入り口に一番近い場所

「下座」は出入り口に近く、落ち着かない場所で何か用事のあるときに真っ先に動ける場所になります。

テーブルでは右側の手前の席になり、車では助手席になります。

エレベーターのかごの中では、操作ボタンのある入口付近が「下座」となります。

乗るときも先に乗り、ボタンを押しドァを抑えます。

降りるときは最後にします。

「上座」「下座」のことは一度しっかり覚える必要があります。

どこが「上座」「下座」なのか、知らないと恥をかくことになります。

知っていれば安心というものですから、若いうちにしっかりと基本を知ることが求められます。

基本的にはおもてなしの気持ちの問題ですから、目上の人に気持ち良くしてもらうことが一番です。

ルールを知らずに礼儀知らずと思われたら、大失態と思わなければなりません。

「上座」と「下座」

「上座」は「左」を上位として考えると分かり易いものです。

日本間では「床の間」が基準になり、テーブルでも左側の左奥になります。

車では右ですが運転手の真後ろが上席です。

外車は左ハンドルなので「上座」も左となります。

例外もありますのでしっかりと覚える必要があります。

「下座」は基本的に出入り口に近い席となります。

おすすめの記事