「天助」は天の助けです。
「神助」神の助けです。
英語では「Heaven’s help 」で表されます。
☆heaven
原義は「空」です。
名詞です。
「天国・極楽」「楽園」「天・空」「神」という意味です。
「それは神のおぼしめしであった」は「It was Heaven’s will」「The will of Heaven」です。
「天は自ら助くる者を助く」は「Heaven helps those who help themselves」です。
「彼の御魂が天国で安らかなことを」は「May his soul rest in Heaven. 」です。
「天助」の意味
「天助」は、天の助けです。
「天祐」と同じ意味です。
以下のように使います。
昨日の事は全く天助であった 神佑天助
☆天の漢字
字義は「あめ・あま」「天体」「太陽・日」「宇宙の主催者」「自然」「君・帝王」「父・夫」「時節・気候」「ひ・にち」「運命」「性・生まれつき」
「世の中・境遇」「易の乾の卦」「仏教に於いて、天上界に住む神々・神々の住む世界」です。
解字では指事です。
「人の頭部を大きく強調した形」を示し「上・いただき・空」を表します。
「神助」の意味
「神助」は、神の助けです。
以下のように使います。
神助を願う 天佑神助
☆神の漢字
字義は「かみ」「たましい・霊魂」「こころ・精神」「理性で計り知れない不思議な働き」「きわめて尊く侵すことのできないこと」です。
解字では、「示+申」で構成されます。
「申」の部分は「稲光・いなずま」の象形で、「天の神の意志」を表します。
「示」を付して「神」を意味します。
その他の関連する事柄
☆魑魅魍魎・ちみもうりょう
「魑魅・ちみ」は、山林の精気から生ずる怪物です。
顔は人間、体は獣の姿で、人を迷わせます。
「魍魎・もうりょう」は山・水・木・石など自然物の精気から生じる怪物です。
幼児に似た姿です。
二本足で立ち、赤褐色の皮膚をして目は赤く耳は長く、美しい髪で人に似た声をしているといいます。
☆指事
指事は六書(字体)の一つです。
事柄や数など抽象的な概念を象徴的に記号化して字形とする方法です。
「一」「二」「三」「上」「下」「本」などです。
「天助」は天の助け、「神助」は神の助けです。
「神佑」「天祐」「天助」「神助」は、類語です。
共通する意味は「神の助け、天の助けです。
人間の力ではどうにもならない自然の状態などが、自分にとって非常に都合の良い状態になった場合、神や天の仕業によると考えられること」です。
「神佑」は、神の助けです。
「天祐」は、天の助けです。
「天助」は、天の助けです。
「神助」は、神の助けです。