講師は「講義をする人のこと」。
基本的には塾や大学などで使われる言葉になります。
使用できる場面がそれなりに限定的であると言える点は特徴になるでしょう。
指導者は「指導をする立場の人のこと」。
講師の意味に似ている状況ですが、指導者はかなり漠然とした言い方なので、より幅広く使うことができます。
講義以外の場面でも使用可能です。
「講師」の意味
講師とは、講義をする人のことです。
講師という言葉は塾や大学において使われることが多く、こういう場面以外ではあまり見聞きしないと評価できるでしょう。
でも、講師という言葉を聞いたことがある人はかなり多いはずです。
知名度は結構高い言い方になるでしょうから、これを知らない人はあまり多くないと言えると思われるのです。
「指導者」の意味
指導者とは、指導をする立場の人のことです。
意味としては講師に似ています。
でも、指導者は講義以外のケースでも使うことができるので、そこはポイントになります。
したがって、指導者に関してはかなり多くのシーンで使用できる言葉になるため、相対的に使用頻度は高くなるでしょう。
こういう部分で区別をしていくことができます。
「講師」と「指導者」の用法や用例
「塾講師は大学生にとっては定番のアルバイトだ。
受験勉強をしてきた経験を生かして、実際に生徒らを指導していくわけだ。
いろいろな塾で募集があるからね。」
「指導者というのはそれなりの適性が必要だ。
本人が優れた実績を残しているからといって、指導者としても優秀とは限らない。
自分でやることと他人に教えることは別物だから。」
講師と指導者は意味がやや似ている
講師と指導者に関しては意味はある程度似ています。
似たようなシーンで使うことが可能ですから。
でも、指導者の場合にはより幅広い場面で使っていくことができる可能性があるでしょう。
したがって、これらの言葉は使用頻度において差がある状況でしょう。
両者はそういった部分において、違いを認識できると評価できるはずです。
