ルーナは「ローマ神話の月の女神のこと」。
「ローマ月女神」と言い換えると分かりやすい。
アルテミスは「ギリシャ神話の月の女神のこと」。
「ギリシャ月女神」と言い換えると分かりやすい。
月の女神は幾度となく名前が替わりました。
「ルーナ、ディアナ、セレナ、アルテミス」などがあります。
月の神は世界中の神話に登場しています。
「ローマ神話・ギリシャ神話」だけでもこれだけ出てきます。
「ルーナ」はローマ神話の月の神
「ルーナ」と「デイアナ」はローマ神話ですが、「セレネ」と「アルテミス」はギリシャ神話です。
二つの神話が同一視されていく過程で月の女神も変わっていきます。
月の神「ルーナ、ディアナ、セレナ」などは最終的には夜の女神だった「アルテミス」に集約されていくのです。
「ディアナ」は英語読みでは有名な「ダイアナ」となります。
「アルテミス」はギリシャ神話の月の女神
「アルテミス」が月の女神と言うイメージはかなり強いものがあります。
しかし、そうなるまでには、「ローマ神話」の「ディアナやルーナ」がいて、「ギリシャ神話」でも「セレナ」もいたのです。
「アルテミス」は元々「夜の女神」であったのですが、同一視の過程で月の女神「ディアナ」「ルーナ」や「セレナ」に替わり、月の女神となったのです。
「アルテミス」は最終的な月の女神
「アルテミス」になる前は、「セレナ」、「ルーナ」「ディアナ」がいました。
「セレナ」は次第に「ルーナ」と変わり、「夜の女神=アルテミス」は「ローマ神話の月の女神=ディアナ」に同一視されるようになり、ついに「月の女神=アルテミス」となったのです。
太陽神「ヘリオス」が「アポロン」に替わったことと同じことが月の女神でも起こったと言うことです。
「ルーナ」と「アルテミス」とは
「ルーナ」はローマ神話の月の女神で、以前は「セレナ」と言いました。
「月」を意味しています。
「ローマ神話」には月の女神として「ディアナ」がすでにいたのですが、「ギリシャ神話」になると「アルテミス」が「ディアナ」と同一視されたために「ルーナ」も「ディアナ」も吸収され「アルテミス」に一本化されたのです。
現代では「アルテミス」も有名ですが「ディアナ=ダイアナ」も有名な言葉になっています。