細いは「線状のもののこと」。

「そば」と言い換えると分かりやすい。

細かいは「小さいものまたは短く寸断したもののこと」。

「砂」と言い換えると分かりやすい。

「細」には「ほそい、こまかい、ちいさい、詳しい、とるにたらない」などの意味があります。

「ほそい」は糸や棒のような形状をしたものを言い、「こまかい」は小さいもの、微細なものを言います。

「細い」は糸のようなもの

「細い」は糸や蕎麦、うどん、ロープ、丸鋼のような形状のものを言います。

「細面(ほそおもて)の女性、細筆(さいひつ)、奥の細道(おくのほそみち)、細い腕、細い足、細い体つき、細いソーメン、口のとがった細魚(さより)、細々(ほそぼそ)と命をつなぐ、体の細長い蛇、先細り(さきぼそり)の鉛筆」などの用例があります。

「細かい」は砂のようなもの

「細かい(こまかい)」は砂や小石、塵、粉体、顆粒のような小さなものを言います。

「豚肉の細切れ、細々(こまごま)としたミニチュア、細心の注意、細大漏らさず、細分化、細胞分裂、細かい岩絵の具、砂利にも細かさのグレードがある、寄木細工、いちいち細かいことを言うな、お金に細かい人、細雪(ささめゆき)」などの用例があります。

詳しい、小さい意味の「細」

詳しい意味の「細」には「明細を出してください、細目まで目を通す、管理規定の細則、子細面談、詳細を知る、委細承知」などの用例があります。

小さい意味では、「細かいアリの行列、細かい稚魚群、微細な精密画、細菌の増殖、些細なことで口喧嘩、寄木細工、細蟹(ささがに) 、細波(さざなみ)、細石(さざれいし)」などの用例があります。

「細い」と「細かい」とは

「細い」は糸やうどんのような形状のことを言います。

「細面(ほそおもて)、細筆(さいひつ)、奥の細道(おくのほそみち)、細い腕、細い足、細い体つき、細魚(さより)、細々(ほそぼそ)、細長い蛇、先細り(さきぼそり)」と使います。

「細かい」は砂や粉体、顆粒のようなものを言います。

「細切れ、細々(こまごま)、細心の注意、細大、細分、細胞、寄木細工、細雪(ささめゆき)」のような言葉があります。

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