奇態は「不思議に見えること、風変わりな様子のこと」。
普通とは違う、かなり特殊な光景に見えるシーンで使っていきます。
状況のみならず、人の様子などに関しても使うことができるのです。
奇体は「普通とは違った感じを与える存在のこと」。
普通ではないという印象を与える存在に対して使います。
ものでも人間でもOKです。
「奇態」の意味
奇態とは、不思議に見えること、風変わりな様子のことです。
不思議な光景、普通とは違う様子が見えたときに使っていく言葉と言えます。
人間に対しても使うことが可能なので、どこか恐い雰囲気を感じるケースでも使用していけるでしょう。
奇態と言えるシーンはどこかにあると言えますし、使用するチャンスはそれなりにありそうです。
「奇体」の意味
奇体とは、普通とは違った感じを与える存在のことです。
つまり、普通とは異なった印象を感じさせるものに対して使っていきます。
人間に関しても使用できる言葉ですから、割と豊富なシーンで使っていくことができるでしょう。
ただ、奇体という言葉はそんなに有名ではないため、知名度が低いので知らない人も多くいるかもしれません。
「奇態」と「奇体」の用法や用例
「動物の仕草とかは人間とは似ていないケースが多々ある。
人間がまずやらないような仕草を動物はやるわけだ。
そういった部分は、場合によっては奇態に感じられるよ。」
「あの人は髪型、髪色、ファッションなどにおいて明らかに奇体と思える部分を感じさせる。
いい意味でも、悪い意味でも、浮いているという言い方ができるだろうか。」
奇態と奇体は意味はほとんど変わらない
奇態と奇体に関しては、どちらも普通ではない、ちょっと変わった状況に見える対象について使っていく言葉です。
そこに関しては、具体的な違いはありません。
したがって、両者を見分けることは難しいのです。
これらの言葉はややマイナーなので、そこまで頻繁には使用されないでしょう。
だから、使用頻度に関しても同じと言えてしまうのです。