「能率」は、一定の時間内にできる仕事の割合のことです。

仕事の進み具合をいいます。

「能率が上がる」「能率の良い機械」「能率の低下」のように使います。

「効率」は、機械が働いた仕事量と、それに消費されたエネルギーとの比率をいいます。

「熱効率」のように使います。

また、得られた成果とそれに費やした労力の割合を表します。

「効率の悪い作業工程」のように使います。

「能率」の意味

「能率」は、一定時間に出来上がる仕事の割合のことです。

仕事のはかどり方を言います。

「能率が下がる」「能率が良い」「能率給」「能率的」「能率曲線」「オフィスを能率化する」「能率主義」「複雑な手順を能率的にする」のように使います。

物理に於いては、主に回転能力大きさを表します。

回転量のことです。

または、定点からの位置ベクトルと着目する物理量とのベクトルの積として表されるものです。

英訳する場合、「Efficiency 」で訳されます。

「効率」の意味

「効率」は、機械によってなされた有用な仕事の量と、機械に供給された全エネルギーとの比率のことです。

「熱効率を上げる」のように使います。

また、一般的に仕事の能力のことを指します。

「効率が良い」「効率的」のように使います。

一般的に、供給したエネルギーの内で有効に使われたエネルギーとの割合のことです。

通常「%」で表されます。

機械の効率は有効仕事量と供給エネルギーの比率で表されます。

「効率の良い攻撃だ」「効率の悪い仕事だ」のように使います。

英訳する場合、「Efficiency 」で訳されます。

「能」と「効」の字義と解字

「能」の字義(漢字の意味)は、「よく・あたう」「よくする・できる」「はたらき・ちから」「ききめ」「さいのうがすぐれている・その人」です。

解字(漢字の説明)では、「能」は象形文字です。

金文では、尾を振り上げ大きな口を開けた熊をかたどって「熊」を意味しました。

このことから、熊の能力を借りて「できる」の意味を表すようになりました。

「効」の字義(漢字の意味)は、「きく・良い結果が得られる」「ならう・まねぶ」「いたす」「いさお・てがら」です。

機械について使う場合、「きちんと働く」という意味を含みます。

解字(漢字の説明)の篆文(てんぶん・書体の一種)では、「攴+交」で構成されます。

「攴」の部分は、たたくという意味です。

「交」の部分は、「学」に通じ「学ぶ」という意味です。

以上から、「効」は「むち打って習わせる」という意味を持ちました。

転じて、「効き目」の意味を表すようになりました。

「能率」は一定の時間内にできる仕事の割合です。

「効率」は仕事量とそのために消費された力との比率です。

「能率」と「効率」は、類語です。

共通する意味は、「一定時間内に出来上がる仕事の割合」です。

以下のように使われます。

「能率が悪い」「能率が良い」
「暖房の効率を上げる」「効率が良い」「燃料の効率が良い」

「能率」は、一定の時間内にできる仕事の割合を言います。

「効率」は、仕事量とそのために消費された力との比率です。

多くの場合、機械について使われます。

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