「安物」と「見切り品」の違い・意味と使い方・由来や例文

安物は「値段が安いもののこと」。

値段が安いと感じられるものであれば、こういう言い方を使うことができます。

かなりメジャーな表現になるでしょう。

見切り品は「早く売るために値段を下げる品のこと」。

今日中に売らないといけない品などに関して、閉店時間が迫ってきたなどの場面において、値段を一気に安くするような場面で使われます。

「安物」の意味

安物とは、値段が安いもののことです。

値段が安いものに対して使用する言葉なので、世の中のいろいろなものに対して使用できる言い方になるでしょう。

ただ、安物と言えるかの判断は主観的なケースが多くありますから、実際にあるものを安物と感じるかどうかは人によって違うという言い方ができるのではないかと思われるのです。

見切り品とは、早く売るために値段を下げる品のことです。

いろいろな事情によって、早く売りたいという理由で値段をそれなりに下げるケースで使う言葉になります。

例えば、今日中に売れないと廃棄しないといけない食品などに関して、閉店が近づいてきた時間帯において、値段を大きく下げるようなケースが実際にあると言えます。

「安物に関しては、安く買える分すぐに故障する可能性がある。

したがって、一応デメリットはあるわけだから、そこは理解したうえで買った方がいい。」

「この時間帯だと、見切り品がそれなりに見つかる可能性がある。

割引率が高い食品などを買うことができるかもしれないから、そこは頭に入れておくべきポイントになるだろう。」

安物と見切り品はともに安い品に対して使っていくことができるので、そういった部分においては共通点があります。

しかし、両者は意味は全く同じではなく、区別できる箇所は存在していると言えるはずです。

だから、そういうところはきちんと理解しておきましょう。

ともに日常的に見聞きする可能性がある言葉になると評価できます。