延期は「あるものごとを止めて後日再会すること」。

「順延」「持ち越し」「日延べ」と言い換えると分かりやすいです。

延長は「あることがそのまま続くこと」。

「引き延ばし」「継続」と言い換えると分かりやすいです。

いずれも「延ばす」ことですが、延期はいったん取りやめてからもう一度行うこと、延長は取りやめず引き続き行うことになります。

延期は予定を中止して後日にあらためて再開する事です

延期はあることが期日に何かの理由で出来なくなったため、日を改めて行うことです。

イベントや試合、ライブなど期日があらかじめ設定されていたにも拘わらず、天候や出演者の都合で当日の開催が出来そうもなくなったために、後日の開催日を決めて日延べする事です。

時間に使われて、いついつまでという期日の再設定が行われます。

延長はあることが伸びることで、時間や物に使われます

延長はあることを行っている場合、何かの理由で予定していた時間が伸びてしまい、そのまま続けることです。

会議や株主総会などが紛糾して大幅に時間が伸びてしまったとか、納期に間に合いそうもないので納入日を延期してもらったなどと使います。

また、ものにも「延びる」意味で使い延長戦、延長上、延長コードなどと使います。

工事が途中で延期になってしまったので、再開は10日後とされたが納期はその分延長してもらった

工事などはやむを得ない理由で、予定された工期が延期になることはよくありますが、契約がある場合、理由もなく工期が延長されますと契約違反でペナルティとなり違約金が取られます。

地震や台風などの天変地異や事故などしかるべき理由があっての工期延期は普通認められますので、延期になった期間に見合うだけ工期は延長されます。

延期は時間、延長は時間とものに使います

延期は一定の時間が延ばされることで、期日に予定されてことが実施出来ないために、あらためて期日を再設定して次の期日まで時間を延長する事です。

延長は時間だけではなくものに適用する場合は、新幹線は北海道まで延長されたとか、延長コードなどそれ自体が伸びたものや、延長線上にあるなどと概念的にも使われることがあります。

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