感動は「特定の出来事などによって、心が動かされること」。

基本的にはいい意味で使っていく言葉であり、ポジティブな感情を抱く際に使っていきます。

感涙は「特定の出来事などによって心が動かされた結果涙を流すこと」。

涙が完全に出なくても、泣きそうになったケースで使っていくこともあります。

感動よりは使用頻度は低いです。

「感動」の意味

感動とは、特定の出来事などによって、心が動かされることです。

滅多に見られないような出来事を目にした結果、感情が揺さぶられるような状況になったときに使っていきます。

基本的にはいい意味で使うので、ポジティブな感情のときにしか使いません。

感動という言葉は日常生活の中で何度も目にする機会があると言えるので、無意識に誰もが使っているでしょう。

「感涙」の意味

感涙とは、特定の出来事などによって心が動かされた結果涙を流すことです。

基本的には感動と同じような意味で使われていますけど、涙が出る、または泣きそうになるケースで使うため、そこはポイントです。

つまり、感動よりも感情の揺れ方が大きいと言えます。

ただ、その分感動よりは使用頻度は高くないですし、実際感涙を使う人はあまり多くないです。

「感動」と「感涙」の用法や用例

「オリンピックみたいな大きなスポーツの大会を見ていると、どこかで絶対に感動できる場面があるような。

やっぱり4年に1度だからこそ、印象に残りやすい部分があるはずなんだ。」

「志望大学に受かったときには思わず感涙してしまったね。

自分でもまさか受かるとは思っていなかったからなおさらだけど、本当にびっくりして、気付いたら涙が出ていたんだ。」

感動と感涙は程度の違い

感動と感涙はどちらも心を動かされる状況を指しています。

したがって、使う場面はほぼ同じと言えるでしょう。

しかし、感動よりも感涙の方が感情の動かされ方がより大きいと言えるので、程度に差がある状況と評価できます。

また、感動は多くが無意識のうちに使っている可能性が高いものの、感涙を日常生活で使う人はほとんどいないと思われます。

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