草創は「新しく物事を始めること、物事が始まった段階のこと」。
何らかの物事の最初の時点とか、そういう意味で使っていきます。
草創期という言い方も有名です。
草分けは「初めてその土地を開拓すること、物事を始めること」。
後者に関しては草創にかなり似た意味です。
でも、前者の意味もあるので、そこは理解しておきましょう。
「草創」の意味
草創とは、新しく物事を始めること、物事が始まった段階のことです。
何らかの物事が始まったばかり、最初の段階といったケースで使っていきます。
草創という言い方をする場合もありますけど、草創期という言葉もかなり有名であり、こちらを使うケースもあります。
そこは知っておくといいと言えます。
何事にも草創と言える部分はあるので、割と使いやすい表現でしょう。
「草分け」の意味
草分けとは、初めてその土地を開拓すること、物事を始めることです。
物事を始めるという意味は草創とほぼ同じですけど、初めて土地を開拓するという意味も含まれているので、ここは覚えておく必要があるでしょう。
でも、こちらの意味で草分けを使う機会はほぼありません。
土地を開拓する機会自体が多くの人たちにとってないからです。
「草創」と「草分け」の用法や用例
「この会社も草創期の頃は全く儲からなかったな。
やはり事業を始めた時期というのはどうしてもそういう状況に陥ってしまう。
しかし、そこから今のような状況を築くことができたわけだが。」
「このサービスは今では多くの人たちが利用しているが、それを作ったのは実は彼らなんだよ。
つまり、その草分け的存在がこの人たちと言えるわけだ。」
草創と草分けは同じ意味で使える言葉
草創と草分けについては、意味はほぼ変わりません。
どちらも物事の始まりといった意味で使うので、使用する場面も同じであると言えるでしょう。
しかし、草分けについては特定の土地を初めて開拓するという意味でも使用されることがあります。
だから、両者は全く同じ意味ではないという評価ができるので、そこは覚えておいてほしいです。