タヌキは日本、中国南部、朝鮮半島、ロシアの一部に生息するイヌ科の動物。
日本では「平成狸合戦ぽんぽこ」等で馴染みがある動物です。
一方のアライグマはカナダ南部から中央アメリカに生息しているアライグマ科の動物。
日本では「あらいぐまラスカル」等で有名な動物ですね。
「タヌキ」の特徴
タヌキは体長は約50-60cmで体重は3-10kg。
イヌ科ですが群れで行動をせずに単独行動をします。
また「タメ糞」といって特定の場所に糞をする習性を持っています。
そして何と言っても死んだふりをすることで有名ですね。
よくドライブ中にたぬきの死体を見たという人がよくいますがただ死んだふりをしているだけなのかもしれません。
「アライグマ」の特徴
アライグマは体長40-60cmで体重は3-10kg。
食肉目アライグマ科の哺乳類です。
水辺近くの森林に好んで生息し、カエルやねずみ、果実などを食べます。
また泳ぐことや木登りも得意。
タヌキとは随分違う印象がありますね。
しかしこれだけ万能だと敵に狙われることもないのか
日本では数が増えすぎてしまい
アライグマによる農作物の被害も問題になっています。
「タヌキ」と「アライグマ」の見分け方
タヌキとアライグマを見分けるには3つのことに気を付ければ簡単に見分けることができます。
その3つとは「顔」、「足跡」、「尻尾」です。
1つめの顔ですが眉間に黒い筋がないのがタヌキ、眉間に黒い筋があるのがアライグマ。
2つめの足跡ですが犬の足跡にそっくりな足跡を残すのがタヌキ、人の手の跡にそっくりな足跡を残すのがアライグマ。
3つめの尻尾ですが尻尾が短いのがタヌキ、尻尾が長いのがアライグマ。
素人が見て1番わかりやすいのが尻尾の見分け方でしょうか。
私たちとタヌキ、アライグマの今後
タヌキもアライグマも私たちの生活にはかなり昔から馴染みのある動物です。
2種類ともぬいぐるみみたいで一見可愛くみえますが結構凶暴な面もあります。
特にアライグマは最近人間に被害を与えているニュースをよく目にするので
皆さんもよく知っているでしょう。
環境問題が叫ばれている現代です。
私たちは今後もこのような動物たちとのいい付き合い方を考えていくべきですね。
