藪から棒は「突然何かの状況が発生すること」。
たいていは多くの人たちにとって予想できない何かが起きる、行動を起こすようなときに使われます。
それまでの流れと一切関係ない発言をするシーンなどが顕著です。
面食らうは「予想とは違うことが起きて驚いている状況のこと」。
予想外のことが起きて、あたふたしているようなシーンで使うことが多い言葉です。
「藪から棒」の意味
藪から棒とは、突然何かの状況が発生することです。
突然何らかの出来事が起きるなどして、その場にいる人たちがびっくりするような状況を指しています。
ただ、実際はその場の流れに関係ないような発言をいきなりするシーンなどで使われることが多いです。
藪から棒という言葉はそういうシーンにおいては結構聞かれる可能性が高いです。
「面食らう」の意味
面食らうとは、予想とは違うことが起きて驚いている状況のことです。
予想とは違った出来事が発生することで、周囲の人間がびっくりしているシーンで使われます。
したがって、意味自体は藪から棒とあまり変わりません。
実際、同じような場面で使用することが考えられるので、そういった点については知っておくと良いでしょう。
「藪から棒」と「面食らう」の用法や用例
「どうしたんだ。
いきなり藪から棒にそんな話を始めて。
まあ、いきなりそんな話をする意味はよく分からないが、せっかくだからちゃんと聞いてあげるよ。」
「さっきまであんなに晴れていたのに、一気に空模様が変わって、しまいには大雨が降り始めた。
こんな面食らう状況になるとは思わなかったし、本当に天気って分からないものだな。」
藪から棒と面食らうの意味は基本的に変わらない
藪から棒と面食らうはどちらも当事者にとって予想外の出来事が起きたとき、それによってびっくりしたときに使っていく言葉です。
したがって、意味に関してはほとんど変わらないという言い方ができるでしょう。
そして、両者ともに特定のシーンにおいてはよく使われる表現なので、しっかりと意味を覚えておいた方がいいと言えるはずです。