もったいぶるは「必要以上に重々しい態度をとること」。
軽々しい態度ではなく、特定の決断や行動に至るまでに時間をかけたりするような状況が見とれるときに使っていきます。
もったいつけるは「態度などが重々しいこと、威圧的であること」。
態度が重々しいという点においては、もったいぶると同じような意味と言えます。
しかし、それとは別に威圧的なという部分は特徴的です。
「もったいぶる」の意味
もったいぶるとは、必要以上に重々しい態度をとることです。
重々しい態度ということで、なかなか決断しない、なかなか行動しないと言えるようなシーンで使っていくと言えるでしょう。
したがって、見ている方としては若干イライラするような光景に感じられるはずです。
もっと早く決断してほしい、行動してほしいと多くが考えるはずです。
「もったいつける」の意味
もったいつけるとは、態度などが重々しいこと、威圧的であることです。
態度が重々しいという点はもったいぶると同じですけど、それとは別に態度が威圧的であるという意味も存在しているので、そこは覚えておきましょう。
ただ、実際はもったいぶると同じような使い方をしていきますし、使用する場面もほぼ同じと評価できるのです。
「もったいぶる」と「もったいつける」の用法や用例
「あの人はすぐに決断しないで、もったいぶるような態度を見せることが多いよな。
すでに腹の中では答えが決まっているんじゃないかと思えるのだが、わざと先延ばしにしているのかな。」
「もったいつける態度をとられると、こちらとしても委縮してしまうんだよな。
どうも威圧的な感じに見えてしまうからね。
なんとか改めてほしいと思うが。」
もったいぶるともったいつけるは同じような意味
もったいぶるともったいつけるはどちらも決断が遅いなど、態度が重々しいときに使います。
したがって、両者は意味はそれほど変わらない状況と言えるのです。
でも、もったいつけるについては、態度が威圧的という意味もあるので、そこに関して理解しておくと良いでしょう。
意味は近いですけど、全く同じではないということです。