立命館大学は、京都市にある私立大学です。

近畿地方の受験界における「関関同立」の一角を占めています。

16の学部・20の研究科をもつ大規模な総合大学として知られています。

立命館アジア太平洋大学は、大分県別府市に置かれている私立大学です。

1995年に学校法人立命館が新しい大学を設立すべく準備を進め、2000年に開学しました。

大学の名前のとおり、アジア太平洋学部と国際経営学部の2学部と、2つの研究科で成り立っています。

立命館大学とは

立命館大学とは、京都府京都市にある私立大学です。

その起源は、首相も務めた西園寺公望が維新も間もない1869年に創始した私塾立命館までさかのぼります。

その後、私塾は閉じてしまいましたが、西園寺の秘書を務めていた中川小十郎が意志を受け継いで、1900年に「私立京都法政学校」を創立しました。

これが幾多の改革ののち、戦後、立命館大学として設置されました。

衣笠キャンパスに法・産業社会・国際関係・文・映像学部が、滋賀県のびわこ・くさつキャンパスに経済・スポーツ健康科学・食マネジメント・理工・情報理工・生命科学・薬学部が、大阪いばらきキャンパスに経営・政策科学・総合心理・グローバル教養学部がそれぞれ置かれている関西有数の総合大学となっています。

立命館アジア太平洋大学とは

立命館アジア太平洋大学とは、大分県別府市にある私立大学です。

「自由と清新」という建学の精神のもと、アジア太平洋学部と国際経営学部の2つの学部と2研究科で構成されています。

2000年に開学された、日本の大学の中では新しいほうに分類されます。

アジア太平洋学部では、アジア太平洋学とよばれるものを研究する学部として、アジア太平洋地域の社会・経済・生活・価値観などを様々な視点からアプローチしていくものであり、この名を標榜している学部は現在立命館アジア太平洋大学しかありません。

また、諸外国からの留学生が多いことも特徴として挙げられます。

立命館大学と立命館アジア太平洋大学は同じ学校法人

立命館大学と立命館アジア太平洋大学は、名前からみても関係性がありそうに見えます。

実は、どちらの大学も学校法人立命館が運営しているのです。

近年、同じような大学や高校名であっても、運営する学校法人が異なるケースや、そもそも個々に学校法人として運営しているケースがある中で、この二つは同じ学校法人が運営しています。

1995年に学校法人立命館が新たな大学を創設したいという願いが、立命館アジア太平洋大学の設置準備委員会の発足につながり、2000年の開学を迎えました。

立命館大学も立命館アジア太平洋大学もそれぞれ特色がある

立命館大学は、本部のある京都市のみならず滋賀県・大阪府にもキャンパスを構えて3万人以上の学生・大学院生が通っています。

教授陣も文理問わず多くの研究実績を残しているほか、スポーツでも女子駅伝やアメリカンフットボールで優勝歴を持つ強豪でもあります。

立命館アジア太平洋大学は、系列校として相互に国内留学を行っているほか、外国から多くの留学生がおり、アジア太平洋圏の言語の習得が可能です。

外国人留学生の数は日本屈指となります。

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