自虐は「自分で自分のことを責め立てること」。
自分で自分の悪いところを述べたり、考えたりするようなシーンで使っていきます。
自分で自分に対して辛く当たるという意味になります。
自嘲は「自分の欠点などを自分で笑い飛ばすこと」。
自虐と意味はかなり似ています。
自分の悪いところを自分で笑う状況なので、傍から見ればちょっと奇妙な光景に見える可能性もありますが。
「自虐」の意味
自虐とは、自分で自分のことを責め立てることです。
自分で自分の悪いところを責めるような態度をとるので、あえて自分に対して辛く当たるような状況と言えます。
自虐に関してはあえてそういったことをするケースがあり、注目を引くためにやっている人もいるでしょう。
自虐という言葉は割と見られるものなので、そこは知っておくと良いです。
「自嘲」の意味
自嘲とは、自分の欠点などを自分で笑い飛ばすことです。
自分の問題点を自分で指摘するので、自虐に似ていますが、笑い飛ばすということで、ネタにするような部分があるので、そこが違います。
つまり、自嘲は本人は自分の欠点をそこまで深刻に捉えていないという言い方もできるでしょう。
自虐と比べると、本人の気分に違いがあるのです。
「自虐」と「自嘲」の用法や用例
「自虐というのは周りの人間の気分も暗くなってくるな。
自分で自分を責め立てているような人を見ると、そこまで思わないでもいいんじゃないかと思えてくるんだよね。」
「自嘲みたいに、自分の欠点をネタにして笑いをとろうとすると、結果的に場の雰囲気が明るくなることもある。
したがって、一応メリットはあるんだろうな。」
自虐と自嘲は一応の違いがある
自虐と自嘲に関しては、どちらも自分の悪いところを自分で指摘する状況で使われます。
したがって、そういう意味では同じような意味の言葉に見えてくるでしょう。
しかし、自虐と比べて自嘲は笑い飛ばすような部分が見えるので、そこまで深刻な雰囲気には見えません。
だから、そういった部分で違いを見出すことができると言えるはずです。
