温度は「空気の寒暖を表す程度のこと」。

「寒暖程度」と言い換えると分かりやすい。

体感温度は「湿度や風速などの影響で実際の温度と違い体が感じる温度こと」。

「感覚的温度」と言い換えると分かりやすい。

「温度」の定義は難しく、簡単には「空気の寒暖程度」のことで、「体感温度」は「実際に肌で感じている温度」です。

「温度」は寒暖の程度のこと

「温度」は空気中の寒暖の程度を数値で表したものです。

伝統的な温度計は水銀やアルコールが熱で膨張することを利用して作られています。

「温度」は湿度や風速、高度、緯度などで影響を受け変化をします。

夏には猛暑となり35~40度、またはそれ以上になることがあります。

世界の最高気温記録はカルフォルニアのデスバレーで出た摂氏56.7度と言われています。

最低気温記録は南極の摂氏マイナス89.2度です。

「体感温度」は実際の温度ではなく肌で感じている温

「体感温度」は肌で感じる温度のことで、人により異なることがあります。

日陰に入ればやや涼しく感じることや、風が吹けばヒンヤリすること、湿度が上がると蒸し暑く感じることなど、実際の温度とは差があるものです。

一般的には風速が1メートル上がるごとに「体感温度」は1度ずつ下がると言われています。

以前は「不快指数」という温度と湿度の関係により「体感温度」が推定できる便利な指標がありました。

「温度」と「体感温度」の関係

には便利なものがあり、湿度と温度を反映した「体感温度」を計算するものがあります。

例えば、温度37度の場合、湿度70%、風速5メートルになると「体感温度」は4.3度低い32.7度になります。

温度37度の場合、湿度40%、風速10メートルにすると「体感温度」は6.4度低い30.6度になります。

一般的に「体感温度」はミスナールの計算式で求められ、湿度が下がり風速が強くなれば「体感温度」は下がります。

「温度」と「体感温度」とは

「温度」は空気の寒暖の程度のことです。

世界には「摂氏・記号℃」」と「華氏°F」という表示法があり、アメリカなどで使われる「華氏」の方が180高い数値になります。

「摂氏・セルシウス度」はほぼ世界中で採用されています。

「体感温度」は肌で感じる温度のことで湿度や風速などに影響されます。

ミスナールの計算式が知られていますが、「不快指数」も目安になります。

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