一酸化炭素は「不完全燃焼で発生する有毒ガスのこと。」
「有毒ガス」と言い換えると分かりやすい。
二酸化炭素は「燃焼で発生する無害なガスのこと」。
「炭酸ガス」と言い換えると分かりやすい。
中毒を引き起こすガスは一酸化炭素です。
二酸化炭素は燃焼で発生するもので、通常空気中にも微量混じっているもので無害です。
炭酸ガスですから飲料にもなっています。
「一酸化炭素」は中毒を起こす怖いガスのこと
「一酸化炭素」は不完全燃焼で発生します。
血中のヘモグロビンと劇的に結びつくために酸素が体内に供給されずに「一酸化炭素中毒」になり死亡することも多いガスです。
無味・無臭・無色で人間には感知することが出来ません。
気が付いたときは既に体が動かず死亡するのです。
空気中の濃度がわずか0.02%で中毒症状が起き1%を超えると即死するのです。
「二酸化炭素」は完全燃焼で発生します。
「二酸化炭素」は無害のガスで通常の燃焼で発生しますが、空気中にも微量に混じっています。
炭酸ガスですから、発泡酒や炭酸水として飲料になっています。
気体では「炭酸ガス」、個体では「ドライアイス」、液体では「炭酸水」に変化します。
地球温暖化ガスなので、「カーボンフリー」として世界中で削減が叫ばれています。
炭素の酸化物でも「一酸化炭素」と「二酸化炭素」は天地の違いがあります。
同じく無味・無臭・無色のガスですが一方は猛毒性があり、他方は飲料も出来冷凍にも必要な物質なのです。
密室や空気がよどんでいる場所で燃焼をすると不完全燃焼となり猛毒性の「一酸化炭素ガス」が発生してしまいます。
「二酸化炭素ガス」は完全燃焼で発生します。
どちらも人間には感知できませんから喚起は必要となります。
「一酸化炭素」と「二酸化炭素」の違い
「一酸化炭素」は不完全燃焼が原因で発生する猛毒ガスのことです。
血中ヘモグロビンと結合しやすいため、微量でも死に至る可能性が強いのです。
「二酸化炭素」は完全燃焼で発生しますが、空気中にも微量存在しています。
地球温暖化ガスでもあり削減が叫ばれています。
しかし、「炭酸水」や「ドライアイス」は人間社会を豊かにするものでもあります。