進路は「特定の人間の将来やこれからのこと」。
一般的には学校を卒業した後にどういった道に進むかという意味で使われることが多いです。
進学か、就職か、それ以外かというパターンが多いです。
針路は「羅針盤をもとにしたときの進むべきみちのこと」。
船や航空機において使われやすい言葉ですが、単に進むべき道という意味で使用されることもあります。
「針路」の意味
進路とは、特定の人間の将来についての言葉で、一般的には学校を卒業した後の状況について指しています。
卒業後の進路としてメジャーなのは進学、就職ですが、それ以外というケースもあります。
学校を卒業した後について考えたことがない人はまずいないでしょうから、進路についてはほぼ全員に馴染みがある言葉と言えるでしょう。
「針路」の意味
針路とは、羅針盤をもとにしたときの進むべき道のことです。
船や航空機において使われることが多いです。
ただ、そこから転じて進むべき道という意味もあります。
実際はいろいろなシーンで使えそうな言葉ではありますが、進路と比べると針路はマイナーな言葉であり、そもそも知っている人があまりいないと思われるので、目にする機会はほとんどないでしょう。
「進路」と「針路」の用法や用例
「高校を卒業したら大学に行くか、専門学校に行くか、進路で悩んでいるんだよな。
最終的には就職をするだろうから、できるだけ有利な方に進みたいと思うんだけど。」
「俺たちが進むべき道、つまり針路はどういったものになるのだろうか。
正解が分からない、見えてこない状況ではどうしても不安になる。
人生にも羅針盤があればいんだけどな。」
進路と針路は基本的にには別の意味
進路と針路に関しては似た言葉とは言えるものの、意味は違います。
進路は学校を卒業した後にどういった道に進むかという選択の意味が含まれていますが、針路は羅針盤による進むべき道であり、基本的には選択の余地はありません。
ただ、そこから転じて人生などにおける進むべき道を示すこともありますが。
基本的に両者は違う意味の言葉であると覚えておきましょう。