組閣は、内閣総理大臣になったものが新たに内閣を組織することです。

内閣総理大臣に指名された後、閣僚を任命して、自らの内閣を発足させます。

内閣改造は、内閣総理大臣が、内閣の構成員である閣僚の一部を交代させることを指します。

フレッシュ感を出すという意味もあって、複数の大臣を入れ替えて再スタートを図ることを意味します。

組閣とは

組閣とは、内閣総理大臣に指名された人物が、新たに内閣を組織することを指します。

内閣総理大臣は、国会において衆参各議院で指名選挙により選ばれます。

内閣総理大臣に指名されたら、直ちに国務大臣を選出する作業に入ります。

そして、天皇が内閣総理大臣を任命する「親任式」を経て、内閣総理大臣が任命した国務大臣を天皇が認証する「認証官任命式」が行われることで、組閣の一連の流れが完了します。

内閣改造とは

内閣改造とは、内閣総理大臣が、自らの国務大臣任免権を行使し、閣僚の相当数を交代させることです。

プロセスとしては、内閣におけるすべての国務大臣に一度辞表を提出してもらい、内閣総理大臣がそれを取りまとめます。

その後、相当数の国務大臣を新しく任命します。

交代しなかった閣僚の辞表は、後に本人に返還することになります。

組閣と内閣改造の区別

報道等では、内閣総理大臣が組閣によって成立した内閣を「第一次○○内閣」と表します。

これ以降、同じ内閣総理大臣が同じように内閣を成立させた場合は、第二次、第三次と続きます。

内閣改造の場合は、「○○改造内閣」と呼ばれることが多いです。

内閣改造を複数回行った場合は「○○再改造内閣」「第一次○○第二次改造内閣」などと表すこともあります。

また、内閣改造では首相自身は辞職しないため、「親任式」は行われません。

組閣と内閣改造のねらい

組閣については、新しく内閣総理大臣に就任した場合や、衆議院議員総選挙後に選出された場合に行われます。

前任の首相が死去した場合なども、新たに選出された人物が組閣を行います。

内閣改造は、政権が長期にわたるようになったときに、定期的に首相が任免権を行使することで、政治の主導権を維持するねらいがあります。

また、マンネリ化を防ぎ新鮮さを演出したり、定期的な交代によって、多くの議員が大臣を経験することができるように人事を行ったりする目的もあるといわれます。

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