打ち切るは「物事を途中で終わりにしたうえで、それ以上続けて行わないと決めること」。

本来はこれからも続ける予定だったのに、そこでやめるという決断をするときに使います。

切り上げるは「それまで続けていたことに区切りをつけること」。

つまり、続けていたことをそこでやめるという意味があります。

それ以降も続ける予定だったかは不明な状況でも使えます。

「打ち切る」の意味

打ち切るとは、物事を途中で終わりにしたうえで、それ以上続けて行わないと決めることです。

本当はそれ以降も続けていく予定であったものの、何らかの理由によってそこでやめるケースで使うのです。

つまり、打ち切りに関しては不本意な結果として生じるものであり、かなりネガティブな意味が感じられる言葉であると評価できるのです。

「切り上げる」の意味

切り上げるとは、それまで続けていたことに区切りをつけることです。

何らかの物事をそこでやめるという意味で、続けていた部分に終止符を打つという意味になるでしょう。

こちらはそれ以降も続ける予定であったかどうかは特に関係ありません。

つまり、不本意な結果とは言い切れない面もあるので、そこについては覚えておくべきです。

「打ち切る」と「切り上げる」の違い

「このドラマは思った以上に早く終了してしまったな。

恐らく視聴率が芳しくなかったから、打ち切ったってことなのかな。

はっきり言って微妙なストーリーだったからな。」

「とりあえず今日の仕事はここで切り上げよう。

明日また途中から始めればいいだろう。

今のところ順調に進んでいるから、そんなに問題はないと言えるだろう。」

打ち切ると切り上げるはどちらもやめること

打ち切ると切り上げるに関しては、意味は割と似ている状況と言えます。

どちらもそれまで続けていた物事をやめるという意味があるからです。

ただ、打ち切るはそれをやめることを望ましいと思っていないケースで使います。

しかし、切り上げるに関しては、そうとは言い切れない面があるので、そこは両者の違いになると評価できるでしょう。

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