誇張するは「大げさに表現すること、実態とは違うように装うこと」。

嘘をつくまではいかないものの、実際に生じている状況よりも大げさに表現する際に使う言葉です。

盛るは「食事などを器に入れること、話を大げさに表現すること」。

盛るに関しては、誇張するとほぼ同じような意味で使うことがありますが、どちらかと言えば若者が使う傾向にあります。

「誇張する」の意味

誇張するとは、大げさに表現すること、実態とは違うように装うことです。

嘘をつくというレベルではないとしても、人によっては嘘に見えるような状況とも言えます。

たいていの場合には自分を良く見せたい、見栄を張りたいときに誇張をするわけですが、無意識のうちに誇張という手法を使っている人は多くいると言えるでしょう。

「盛る」の意味

盛るとは、食事を器に入れるという意味で使うこともありますが、誇張のように話を大げさに表現するときにも使います。

しかし、後者の意味については、どちらかと言えば若者の年代のみが使うため、どの世代でも使用する言葉とは言えません。

しかし、誇張すると同じような意味にもなるため、盛るという言葉については注意が必要です。

「誇張する」と「盛る」の用法や用例

「採用試験を受けるときには、どうしても自分のエピソードを誇張することになってしまう。

そうしないと受からない気がするというのが最大の理由だが。」

「最近の若者はマウンティングが盛んだから、自分を良く見せようとする人たちが多い。

自然と盛る行為をしており、それをやるのが当たり前なんじゃないかと思えてくるな。」

誇張すると盛るは同じような意味である

誇張すると盛るは自分を良く見せようとする際に行う行為であり、その点では同じような意味と評価できるでしょう。

しかし、盛るには食事を器に入れるという意味もあり、こちらも日常生活の中では使用される可能性があります。

だから、盛るに関しては若者が使う傾向にある、誇張すると同様の意味だけではなく、そういった部分も頭に入れておきましょう。

おすすめの記事