安価は「モノの値段が安いこと」。
特定のモノの値段が多くの人たちにとって安いと感じられるようなときに使われる、一般的な表現と言えます。
廉価は「モノの値段が安いこと」。
意味としては安価と変わりませんが、立場が上の人たちに対して安さを伝えるときに使用する傾向にある言葉です。
例えば、お客さんに対して店員が使用するような状況です。
「安価」の意味
安価とは、モノの値段が安いことを意味しています。
単純に特定のモノが安いと感じられるような状況があれば、安価という言葉を使用することが可能です。
広く一般的に使われる言葉だけに、使用するシーンはそこまで限られず、多くの場面で使うことができるでしょう。
多くの人たちが無意識に口にしている言葉とも言えるはずです。
「廉価」の意味
廉価とは、モノの値段が安いことを意味しています。
意味としては安価と比べて差はないですけど、使用するシーンを選ぶ言葉と言えるでしょう。
基本的には自分から見て立場が上と言えるような人たちに対して使うことが多いため、日常の中で使う機会は限られます。
一部の人たちを除いて、普段の中で廉価を使うことはまずないでしょう。
「安価」と「廉価」の用法や用例
「このお店は他のお店比べても非常に安価なものが多く揃っている印象だ。
値段で評価するならば、このお店を越えるところはなかなかないんじゃないか。」
「こちらに商品に関しましては、大変廉価となっているため、多くのお客様におすすめです。
お買い求めしやすい価格と言えますから、複数購入していく方々もいらっしゃいます。」
安価と廉価は意味は変わらない
安価と廉価に関しては、これといって意味に違いがあるわけではありません。
しかし、使う場面が異なっているのです。
安価はいろいろな機会で分け隔てなく使うことが可能ですけど、廉価は立場が上の人たちに対してのみ使うので、実際に廉価という言葉を使用する機会に遭遇する人はあまり多くないと言え、多くの人たちにとっては馴染みがない言葉でしょう。
