代休は「本来休日である日に出勤し、労働日となっている日に休みをとること」。

実際に休日に労働をした後に、具体的な休日の日が決まることになります。

振替休日は本来休日である日に出勤し、労働日となっている日に休みをとること」。

一見すると、代休と同じ意味に見えますけど、事前に休日の日が決まっているときに使います。

「代休」の意味

代休とは、本来休日である日に出勤し、労働日となっている日に休みをとることです。

具体的にいつが休みになるかに関しては、実際に労働をした後に決まることが多く、そこは代休の特徴です。

したがって、労働者からすれば、休日に働いた代わりの休日がいつになるのかに関して、分からない状態で休日労働をすることになるのです。

「振替休日」の意味

振替休日とは、本来休日である日に出勤し、労働日となっている日に休みをとることです。

意味としては代休と変わらないものの、事前にいつ休みになるのかが分かっている場合に使われます。

したがって、労働者からすれば代わりに休みになる日を認識したうえで、休日労働に取り掛かっている状況となり、そこに違いがあるのです。

「代休」と「振替休日」の用法や用例

「今日は休日出勤なんだが、代休となる日がいつかがまだ分からない。

できるだけ早く知らせてほしいよな。

こっちも予定というものがあるんだから。」

「振替休日は働く段階で、具体的にいつが休日になるのかが分かるから便利だと思う。

先の予定も立てやすいし。

休日に労働をしないといけないこと自体はちょっとダルい気分だけど。」

代休と振替休日の違いは非常に細かい

代休と振替休日に関しては、どちらも本来休日である日に労働をして、本来の労働日に休みをとることを意味しています。

その点では全く同じ意味の言葉です。

ただ、実際に取得する休日がいつになるのかに関して、事前に判明しているのか、していないのかの部分で違いがあります。

だから、そういった細かいところで違いがある言葉なのです。

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