カテゴリーは「特定の物事を区別する際に使われる言葉のこと」。
ギリシャ語が語源になっており、いろいろな分野で用いられています。
ジャンルは「特定の物事を区別する際に使われる言葉のこと」。
フランス語が語源になっており、意味はカテゴリーとほぼ同じですが、芸術の分野で特に使われる傾向がある点が特徴的と言えます。
「カテゴリー」の意味
カテゴリーとは、特定の物事を区別する際に使われる言葉で、複数のカテゴリーを実際に作り、そのカテゴリーごとに違いをはっきりさせるときに使われることが多いです。
語源はギリシャ語となっていますが、基本的にはいろいろな分野で使うことができ、分野の制限がないところに特徴があるため、日常生活の中で特に使いやすい言葉と言えます。
「ジャンル」の意味
ジャンルとは、カテゴリー同様に特定の物事を区別する際に使われる言葉であり、意味としてはカテゴリーとほぼ同じです。
ただ、語源はフランス語となっており、一般的には芸術の分野でのみ使われる状況と言えます。
つまり、文学や絵画などの限られたシーンでのみ使用することが望ましいとされていて、そこはジャンルという言葉ならではの特徴です。
「カテゴリー」と「ジャンル」の用法や用例
「大学の授業って、いくつかのカテゴリーに分かれているものの中からある程度バランスよくとらないといけないようになっているんだ。
卒業のためには、好きなものだけを履修するわけにはいかないんだよね。」
「世の中に存在する文学作品はいくつかのジャンルに分けることができる。
実際にジャンル分けすると、それぞれの作品の特徴のような部分が見えてくるな。」
カテゴリーの方が多くの場面で使いやすい
カテゴリーもジャンルも意味としては大差ない状況であり、その点で言えば同じような言葉と言えます。
しかし、カテゴリーは場面を選ばずに使うことができるものの、ジャンルは芸術分野などに限られるため、使用できる機会は多くないです。
それぞれの語源も異なっているものの、両者の違いとしてはこういった部分が特に大きいです。