「自分にとって大切なこと、探していたものが案外身近にある」、「身近にあるとその存在に気付きづらい」という意味で、結果的に遠回りをしている状態の言葉です。

灯台それ自体は非常に明るいものの、その灯台の近くというのは意外と暗いもので、状況がどうなっているのか?分かりづらいという意味からきている言葉になります。

「灯台もと暗し」の意味

灯台もと暗しというのは、自分にとって大切なことは意外と身近にある、身近にあるものに関しては気付きづらいという意味です。

身近にあるからこそ意識をすることがない、その結果として大切なものがそばにあっても、その状況に気付かない、周囲から指摘されて初めて気付くなどの状況がありえるのです。

実体験としてそういった思いをしている人は世の中に多くいるはずです。

「灯台もと暗し」の使い方

灯台もと暗しという言葉は、探していたものが実は自分の身近なところにあったという使い方をするケースが多いです。

よくある状況では、眼鏡を探していたが、自分は自分の頭にかけてあったみたいなドジなシーンなどが該当します。

こういったことは現実でもありますし、まさに灯台もと暗しと言えるケースで、そういうシーンで使うということが言えます。

「灯台もと暗し」の例文

「どうしても欲しい商品があって、いろいろな通販サイトを探していたんだけど、どこにも売っていなかったのです。

ただ、ダメもとで近所のお店に行ったら、そこに売っていて驚きましたよ。

最初からそこに行けば良かったのに、後回しになってしまうとはまさに灯台もと暗しと言える状況でした。

本当に無駄に遠回りをしていた感覚ですよ。」

灯台もと暗しはいろいろなシーンで使える言葉

灯台もと暗しという言葉は、日常生活の中で割と使う頻度が高い言葉です。

自分の身近にあるからこそ気付くことができなかったが、大切なことがすぐそばにあった、自分の探していたものがすぐそばにあったなどのケースは現実的に十分にありえることです。

灯台もと暗しという言葉の意味を実感できるようなシーンは意外と経験することが多いのではないか?と思われます。

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