今回は、似ているようで違う色々な物の話題という事で、シチューとクラムチャウダーの違いについて紹介していきたいと思います。
まず、わかりやすい違いは、シチューは一つの料理でクラムチャウダーは副菜という位置づけで、スープに分類され食事の中心になりにくいという事です。
そして、クラムチャウダーには魚介類がふんだんに使われていますが、シチューで魚介類を使う事はあまりなく、お肉と野菜を入れるのが一般的です。
また、シチューではバターを多く使用しますが、クラムチャウダーではバターを使いません。
使ったとしても少量である場合が多いのも違いの一つです。
そのほかには、クラムチャウダーはシチューと違って具材を小さく切るのも大きな特徴です。
魚介の話は先述しましたが、その逆でシチューにはブロッコリーや人参、じゃがいもなど食物繊維の多い野菜がゴロゴロと入っているのも違いの一つです。
これも大きな違いですが、クラムチャウダーのクラムは英語で小さな貝やアサリなどを意味していて、元々具材に貝が入る前提である事を意味しています。
シチューは大きな具材や肉と共に食材をじっくり煮込んで作るのがポイントですが、クラムチャウダーは具材を小さく切っているため、すぐに料理が出来上がるのが大きな特徴だと言えるのではないでしょうか。
海外での考えですと、シチューはクラムチャウダーと違って鍋料理であるという認識があるようで、日本で言うならおでんのようなポジションです。
そしてクラムチャウダーは和食に例えると豚汁のような認識です。
このように、シチューとクラムチャウダーは似ているようで実は違う料理と言えそうです。
シチューの意味
大きめに切ったお肉や野菜を用いた牛乳ベースの鍋料理です。
下ごしらえの段階でバターを多めに使用し、先にお肉を炒めてから次々と野菜などの具材を投入するのがポイントです。
日本ではスーパーマーケットに行くとだいたいシチューの元として使うルーの販売を見かける事が出来ます。
クラムチャウダーの意味
クラムチャウダーはアメリカ発祥のスープの事で、細かく切った魚介類がふんだんに使用されているのがポイントです。
クラムチャウダーのクラムは英語で小さな貝やアサリ、ハマグリなどを意味します。
実際にその通りで、クラムチャウダーにはアサリをはじめとした魚介類を複数投入します。
シチューとクラムチャウダーの決定的な違い
まず、これは先述しましたが、日本の料理に例えるとシチューは鍋料理でクラムチャウダーは味噌汁のようなポジションだと言えるのではないでしょうか。
具材の大きさが全然違うのも特徴ですし、味もかなり異なると思います。
シチューは食事の中心となるメニューですが、クラムチャウダーはスープの一種なので、食事の中心になる事はあまりありません。
シチューとクラムチャウダーの決定的な違い
先述しましたが、シチューはクラムチャウダーと違い、完成品が商品としてスーパーに並ぶ事はあまりなさそうです。
その点に比べ、クラムチャウダーは完成品に近いものが缶詰で販売されていたりととても身近な存在だったりします。
こういった点は大きく異なるものの、どちらも日本人の味覚に合った美味しい料理です。