弱体化は「弱くなってしまうこと」。
以前と比べてという意味になるでしょう。
このような表現はそれなりに頻繁に使用されていると言えると思われます。
脆弱化は「弱くなる、脆くなること」。
弱体化の意味と同じでしょう。
明らかな違いはなく、同様の場面で使うことができるはずです。
知名度的には弱体化の方が高いと思われます。
「弱体化」の意味
弱体化とは、弱くなってしまうことです。
ちょっとアバウトな意味となっていますから、多くのシーンで使っていくことができるのではないかと思われます。
以前と比べて、何らかの部分で弱くなっていると言えるケースであれば、この言葉は使いやすいでしょう。
知名度はそれなりに高く、多くの人たちが知っている言い方になるはずです。
「脆弱化」の意味
脆弱化とは、弱くなる、脆くなることです。
こちらも弱くなるケースで使っていく言葉になるので、弱体化の意味にそこそこ近くなっています。
しかし、弱体化と比べたときには、脆弱化という言い方はちょっとマイナーです。
知っている人はいるものの、そんなに多くないので、そこは大きなポイントになってくると言えると思われます。
「弱体化」と「脆弱化」の用法や用例
「このチームは主力選手が複数人抜けたことで、去年と比べて弱体化しているように思う。
したがって、今年はあまりいい成績は残せないかもしれないな。」
「物事はどうしても脆弱化してしまう部分もあり、そのときにはいろいろな部分で脆くなってしまうと言えるだろう。
しかし、それは不可避な場合が多いのではないかと思うんだ。」
弱体化と脆弱化は意味はあまり変わらない
弱体化と脆弱化は意味としてはあまり変わらないでしょう。
同じような場面で使っていくことができる言い方になります。
でも、弱体化は多くの人たちが知っている言葉になりますけど、脆弱化は知っている人はちょっと限られると言えます。
実際、脆弱化については普段の生活でも使われづらい表現になると言えると思われるのです。