季語は「俳句などで季節を感じさせる歳時記にある言葉のこと」。

「季節言葉」と言い換えると分かりやすい。

季題は「句会などでテーマとして出される季語のこと」。

「テーマ」と言い換えると分かりやすい。

季語も季題も同じように使われることもあり、異なった意味を持たせることもある曖昧な言葉といえます。

しかし、両方ともその時の季節に合ったものになります。

「季語」は歳時記にある季節の言葉です。

「季語」は歳時記にも載りその季節に合った言葉なのです。

ほとんどは四季に合った言葉なのですが、中には季節違いと思われる言葉も混じっています。

季語は旧暦に従っているため、現在の感覚と少しずれが生まれるのは仕方がないことなのです。

新暦は旧暦と一~二か月程度のずれがあり、季節感もずれが生じます。

しかし、歳時記に夏の季語とあれば夏の季語なのです。

「季題」は季語と同じです。

「季題」は句会などで出されるテーマのことですが、発句に組み入れる習わしがあり多くは季語が選ばれます。

そのため、季語と季題は同じに扱われることがあります。

明治以降からは「季題」という言葉が使われてきたのですが、句会では、その場のテーマとして季節感のある言葉が与えられたため、季節にちなむ言葉として「季題」は定着しました。

その後「季語」ともいわれ同義になったものです。

「季語」は「季題」にとって代わった。

「季題」より「季語」の方が一般的に聞こえますが、明治の頃は「季題」が一般的な言葉だったようです。

「季題」も季節の言葉ですから「季語」ともいえるので、意味にそれほどの差はないのです。

広い意味では「季語」の方が良いらしく、よく使われるようになったものです。

歳時記には両方とも記載されているので同じに使ってもよいのです。

「季語」と「季題」の違い。

「季語」は季節に合った言葉で歳時記に記載される言葉のことです。

「季題」は句会の発句に組み入れられた季節感のある言葉で「季語」と同義の言葉です。

「季題」「季語」の区別は厳格なものはなく、同じに使っても差し支えないものですが、「季語」といった方が、今では通りが良いように感じます。

宮中歌会始めで「お題」が与えられることがありますが、それが俳句の「季題」に相当するのかもしれません。

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