北陸自動車道は、特に日本海側にある北陸地方の主要都市を経由する高速自動車国道です。

新潟市から滋賀県米原市までをつなぐ高速道路です。

一方で、東海北陸自動車道は、愛知県一宮市から富山県砺波市までを結ぶ高速自動車国道となります。

北陸道は日本海沿岸の主要都市を結ぶのに対し、東海北陸道は、中部地方のなかでもいわゆる日本海側の北陸地方と、太平洋側の東海地方を結ぶものとなっています。

北陸自動車道とは

北陸自動車道は、新潟県新潟市から滋賀県米原市までを結ぶ、全長476.5キロメートルにわたる高速自動車国道となります。

中部地方のなかでも日本海側の北陸地方の県庁所在地を結ぶ高速道路であり、国道8号と基本的には並行してつながっています。

開通した当時は、関越自動車道と一体的な運用をされていましたが、現在は、新潟から米原までの間を指しています。

東海北陸自動車道とは

東海北陸自動車道とは、愛知県一宮市から富山県砺波市を結ぶ高速自動車国道となります。

約185キロメートルにわたる高速道路であり、現在もなお延伸を続けています。

現在の東海北陸道は、富山県から岐阜県をへと結ぶ国道41号と並行していることから、特に岐阜県内陸部の方々の利用が多く、建設計画当時は不要論も唱えられていましたが、現在では重要な交通網の一つとなりました。

北陸道と東海北陸道、つながっている場所が異なる

北陸自動車道は、始点となる滋賀県米原市から新潟市までを結ぶ高速自動車国道です。

滋賀県から福井県・石川県、そして富山県を経由して新潟県へと結んでいることから、いわゆる中部地方のなかでも日本海側にある県庁所在地を結ぶこととなり、いわば横断的な高速道となります。

一方、東海北陸自動車道は、日本海側の北陸地方と、太平洋側の東海地方を結ぶ縦断的な高速道路となります。

北陸道と東海北陸道は、交通網においては必要不可欠

北陸自動車道は、日本海沿岸の県庁所在地を結ぶことから、早期の交通網整備を求める声が強いことがわかります。

北陸自動車道の整備が、新潟以北の日本海東北自動車道にもつながっていくのです。

また、西日本にも目を向けるならば、富山県から岐阜県・愛知県を縦断する東海北陸道の必要意義を改めて確認する必要があります。

いずれにしても所要時間が少なくなっていったことは事実です。

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