包容は「心が広いために、多くのものを受け入れる、包み込むこと」。
いろいろなものを受け入れられる、そういった特徴に対して使いますが、人に対して使用することが多いです。
包含は「包み込むこと、中に含んでいること」。
包容の意味にやや似ている部分はあるものの、違いと言える部分もあるので、そこはきちんと理解しておきましょう。
「包容」の意味
包容とは、心が広いために、多くのものを受け入れる、包み込むことです。
心が広いという点がまず重要と言えますが、そのうえでいろいろなものを受け入れられる、包み込むことができるというケースで使っていきます。
それだけ寛容であると言えるシーンで使いますけど、日常的に使いやすい表現になるでしょう。
包容力という言い方は有名です。
「包含」の意味
包含とは、包み込むこと、中に含んでいることです。
何かが中に入っているというケースで使っていきます。
でも、包み込むという意味もありますから、包容の意味にも似ていると言えるでしょう。
そこは重要なポイントです。
知名度に関しては、包容に似ているという言い方ができますし、同じような頻度で使用していく状況でしょう。
「包容」と「包含」の用法や用例
「包容力が大きい人の場合には、いろいろな人やものを受け入れやすい。
他の人が拒むような存在であっても、受け入れることができる点が特徴であると言えるだろう。」
「このパソコンは購入時点で、いくつかのソフトを包含している。
だから、そのようなソフトを使っていくことができ、ときにはかなり便利な状況を実現できるわけだ。」
包容と包含は意味は結構似ている
包容と包含については、意味は同じではありませんけど、似ている部分は大いにあるでしょう。
ともに包み込むという意味で使っていくことができるので、明らかな意味の差はないと言えると思われます。
ともにそこそこメジャーな言い方になりますから、知っている人は多くいるはずです。
同じくらいの知名度であると評価できるでしょう。