愛着は「人やものと馴染み親しむことで生まれる感情のこと。」

「親しみ」と言い換えると分かりやすい。

未練は「馴染み親しんだものや人と別れた後残る喪失感のこと」。

「ロス感」と言い換えると分かりやすい。

愛着はや人やものについて起きる感情で、慣れ親しんでいるためにいつも手許に置いておきたいと思うものです。

それが無くなると喪失感が生じ、未練を感じるのです。

「愛着」は身近に置いておきたいもの
「愛着」は「愛が着く」と書きますから「愛情がものや人に移ること」を意味します。

身近に好きなものや人がいれば、「愛着」が湧き、ずっとそばに置いておきたい、いてほしいと感じるものです。

例えば、コレクション物、恋人、伴侶、子供などには誰しも「愛着」を感じています。

余程のことが無ければ離れることはないのですが、事故やトラブル・意志の食い違いなどで決別することはあり得ます。

「未練」はロス感から生まれるもの
「未練」は「未だに練れていない」ことなので「未だに心がハッキリとしていない、思い切れない・懐かしむ」などの意味になります「愛着」があればあるほど「未練」は強くなります。

物ならまだしも、男女間では男性の方が強く感じるようです。

また、女性はサッパリして「未練」は余り感じませんが、寂しさは残るものです。

例えば「あの夫婦は喧嘩別れをしたが、旦那に未練がありロス感を解消するために復縁したそうだ」と使います。

「愛着」があるから「未練」は生まれるの
「未練」は「愛着」が根底にあり、失うと心から失ったものや人を思いだすロス感に悩まされるのです。

それを「未練」と言うのですが、代わりのものや人を得ることで解消する場合と、出来ない場合とがあります。

例えば「あのように愛着があった人がいなくなるなんて考えられない。

未練がましく聞こえても、もう一度やり直したい気持ちだ」と使います。

「愛着」と「未練」

「愛着」と「未練」は密接に関係があります。

「愛着」をもって接していたものや人が、何らかの事情でそばからいなくなると、そのものや人に対して「未練」「ロス感」と言う感情が生まれるのです。

「愛着がとてもある」「愛着を持って接している」「未練はもうない」「未練がましい」「未練たっぷり」「未練たらたら」「未練を断ち切る」などと使います。

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