日・ニチは「日の呉音のこと」。

「日曜日」と言い換えると分かりやすい。

日・ジツは「日の漢音のこと」。

「本日」と言い換えると分かりやすい。

「日」は呉音の「ニチ」が多くあり、漢音の「日・ジツ」はやや少ない感じがします。

「日」は国名の「日本」にも使われ、呉音の「日・ニチ」が使用されています。

国際間の呼び方でも「日中、日韓、日米」などと使われています。

「日・ニチ」は呉音

「日・ニチ」は呉音で日常の言葉に浸透し定着しています。

「日曜日は休み、日程を組む、日誌を記録、日記をつける、日用品販売、日配品支給、日直当番、日輪、日光、日夜努力、日中、日常生活、今日、縁日、日限、日没、日課、日蝕月蝕、日章旗、日射病、日当支給、日蓮宗、日常茶飯事、日本、日米、日韓、日刊紙、在日外国人」などの言葉があります。

「日・ジツ」は漢音

「日・ジツ」は漢音のことです。

呉音の「日・ニチ」と同じく、多くの言葉が定着しています。

「一年の計は元日にあり、大安吉日、祭日、祝日、祝祭日、当日販売、平日営業、即日実施、後日再会、過日の出来事、昔日の想い、期日厳守、昨日期限、一昨日、終日運転、近日中、落日、連日報道」など多くは「何かの日」と言う意味で作られています。

「日」の訓読み

「日」の訓読みは「ひ・か」となります。

「日」は「音、訓」の区別がつきにくい漢字になります。

言葉として「初日の出、夕日が沈む、朝日が昇る、日暮れ時、日当たり、日陰、日影、日傘、お日柄、日暮し、日銭稼ぎ、日延べ、日歩何銭、日向の国、日和見主義」「二日、三日、四日、五日、六日、七日、八日、九日、十日」などがあります。

「日・ニチ」と「日・ジツ」とは

呉音の「日・ニチ」と漢音の「ニチ・ジツ」、訓読みの「ひ・か」は良く使われる言葉で、「音・訓」も紛らわしいものになっています。

「ニチ」では「日曜日、日誌、日記、日用品、日光、日夜、日中、日常、縁日、日限、日没、日課、日蝕日刊紙、在日」などがあり、「ジツ」では「元日、吉日、祭日、祝日、当日、平日、即日、後日、期日厳守、昨日、一昨日、終日」などがあります。

また、「ヒ・カ」では「初日、夕日、朝日、日暮れ、日当たり、日陰、日影」、「二日、三日、四日」などがあります。

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