おおは「感動や驚き、返事の感動詞のこと。」

「感動」と言い換えると分かりやすい。

ああは「後悔や返事の感動詞のこと」。

「後悔」と言い換えると分かりやすい。

同音意義語の感動詞は「おお、ああ」の他にも「やあ、さあ」があります。

感動や返事、呼びかけ、掛け声などを表します。

これらは他の感動詞の言葉も含めて感嘆詞、間投詞とも言います。

「おお」は同音意義の感動詞

「おお」は同じ発音で意味が二通りある同音意義の感動詞です。

感動で使う場合は「おお、こんなに金がある」「おお、びっくりした」「おお、絶景だ」「おお、暫くだなあ」「おお、あんなに子供だったのに大きくなって・・・」と使い、返事で使う場合は「おお、いいよ」「おお、すぐ行くよ」「おお、考えておく」などと使います。

「ああ」も同音異義

「ああ」は後悔や悲嘆、感動などの時に使い、返事にも使います。

「ああ、無情」「ああ、やらなければよかった」「ああ、もうこんな時間か」「ああ、いい加減飽きた」「ああ、面白い」「ああ、素晴らしい」「ああ、面倒だ」「ああ、びっくりした」と使い、返事では「ああ、いいですよ」「ああ、すぐに終わりますから」「ああ、そうですね」などと使います。

同音意義の感動詞、「おお」と「ああ」以外では

「やあ」と「さあ」があります。

「やあ」は「やあ、ご無沙汰しています」「やあ、元気でいた?」と呼びかけで使い、掛け声で使う時は「やあ!とう!剣道」「やあやあ、遠からん者は音にも聞け」「やあ、と気合とともに投げ飛ばす」と使い、他にも「さあ」があり、呼びかけでは「さあ、元気を出して行きましょうか」、返事では「さあ、よくわかりません」「さあ、如何なりますか」などと使います。

「おお」と「ああ」とは

「おお」は同じ発音で意味が二通りある同音意義の感動詞です。

一つは「感動」で使います。

「おお、びっくりさせるな」「おお、こんな大勢が集まった」「おお、ソーレミヨ」などと使い、もう一つは「返事・応答」で使います。

「おお、いいですよ」「おお、任せておけ」と使います。

「ああ」は「感動」では「ああ、無情」「ああ、これまでか」「ああ、もっと時間があったなら」と使い、「返事」では「ああ、いいですよ」と使います。

おすすめの記事