保守は「機械や設備などを正常に保つこと。」

「操作点検」と言い換えると分かりやすい。

保全は「機械や設備などを安全に保つこと」。

「安全点検」と言い換えると分かりやすい。

保守・保全はいわゆるメンテナンスのことです。

工場の機械類などや施設の設備類、システム類、ウエブサイトなどが正常に作動するか、不具合が無いか、もしあれば修復作業をするというものです。

「保守」は正常に働くかと言う点検
「保守」は「保ち守る」ことですから、機械や設備・システムなどが正常に作動するかの確認作業のことです。

定期的に行われチェックしたという記録も残しておきます。

テスト操作などで正常に動くか、計器類の状態はどうか、不具合は生じていないかなど点検事項は数多く、業種・業態によりさまざまになります。

不具合を発見することが大事な仕事になるのです。

「保全」は安全に働くための修復
「保全」は「保守」と重なる部分もありますが、基本的にはメンテナンスのことです。

劣化する機械や設備を長持ちさせることを目的に部品交換などを定期的に実施します。

センサーの状態も重要で、不具合はセンサーでまず感知されるからです。

不具合はすぐに修理し、正常状態に戻します。

機械や設備の不具合で停止や破損が起きないように見守るのです。

「保守」と「保全」はメンテナンス
「保守」「保全」は厳密には異なると言えますが、点検や部品交換は一度ですから「保守・保全」と一つの言葉で使われます。

機械や設備は経年劣化を必ず起こすものですから、定期的なメンテナンスが不可欠になります。

メンテナンス記録は台帳化されるのが普通ですが、複数の人の手になるために最新版の管理が必要になります。

「保守」と「保全」

「保守」は工場内の生産機械や設備の稼働具合の点検のことです。

正常に働くことの確認作業になり、業種により内容は異なります。

もし、不具合が生じていたら「保全」をすることになります。

部品交換も「保全」の範疇です。

「保守」と「保全」は密着に関係しているということです。

普通はメンテナンスと言うこと一緒に考えることになります。

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