虹色は「可視光線が分光した色のこと」。

「分光」と言い換えると分かりやすい。

七色は「日本での虹の色のこと」。

「虹色」と言い換えると分かりやすい。

「虹色」も「七色」も虹の色を表していますが、「七色」と言っているのは日本ぐらいと言われています。

「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」の「七色」を言います。

普通に見れば5~6色は判別できますが、色の境がぼやけているためそれ以上は難しくなります。

「虹色」はレインボーカラー

「虹色」はレインボーカラーで7色のことを言います。

「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」と言われています。

実際の「虹」を見ると「赤、黄、緑、青、紫」の5色は大体判別できますが、「橙、藍」は分かりづらいかも知れません。

また、「青」は「空色と紺色」に見えることもあります。

「虹色」は光の分光現象ですから「虹」の他にも、光スペクトルやCDの表面、油の被膜、シャボン、プリズム使用などで見ることが出来ます。

「七色」は「虹」の色の数

「七色」と言うと「虹」のことをイメージしますが、「七色漬け」など他にも使われます。

「七」と言う数字は「多い」と言う意味もあり、そうであれば「七色」は「多色」と言う意味にもなります。

「虹は七色」とは明治以降に広まったそうで、昔は日本でも「五色」程度だったようです。

外国では「虹は六色」と言われ、また、「七色」はニュートン説と言われています。

「光のスペクトル」は「虹色で七色以上」

「光、可視光線」を分光器にかけると波長順に「虹色」のスペクトルが得られます。

スペクトルを良く見ると色は徐々に次の色に移行していますから、「虹は七色」とは言い難いことが分かります。

しかし、大体のことを言えば「七色」にも見えます。

可視光線は380ナノメートルの「青紫色」から始まり780ナノメートルの「赤色」まであります。

その範囲を越すと「近・遠紫外線、近・遠赤外線」となるのです。

「虹色」と「七色」とは

「虹色」は可視光線を分光することで得られる「光スペクタル」のことです。

空に掛かる「虹」を始め、CD や油膜、シャボン玉などでもみられるものです。

細かく見ると「青紫、青、青緑、緑、黄緑、黄、黄赤(橙)、赤」などに分かれます。

「七色」は「虹色」のことですが、「七色漬け」など他のものにも使われることがあります。

おすすめの記事