在籍は「籍が存在していること」。
特定の場所に籍があるようなケースで使います。
会社や学校などが考えられますが、それ以外のケースでも使用できます。
在席は「勤務先において、自分の席についていること」。
自分の席で仕事をしているような場面で使う言葉になります。
在籍の意味とはちょっと違いますから、そこは知っておきましょう。
「在籍」の意味
在籍とは、籍が存在していることです。
たいていは会社や学校において使う言葉であり、こういった場所に自分の籍があると言える場面で使います。
つまり、特定の会社や学校の一員であるという場面で使う言葉になるのです。
在籍の経験は誰もがあると言えるのではないかと思われます。
会社や学校以外でも使うことはできるでしょう。
「在席」の意味
在席とは、勤務先において、自分の席についていることです。
会社などで仕事をしているケースで使用していきます。
したがって、日常的に使いやすい言葉になるのです。
在籍とは意味は異なっていますが、会社で働いているときに使うという意味では共通している部分はあります。
在籍と比べると、ちょっとマイナーな言い方になるでしょう。
「在籍」と「在席」の用法や用例
「この会社に在籍して、かなり長いな。
すでに20年くらい働いている。
今では完全に愛着が存在しており、転職をしようという考えはほとんど存在しないと言えるだろう。」
「在席したうえで仕事をしているが、暑い時期にはやはりオフィス内での仕事は快適だ。
外回りをしないといけない人たちは、こういう時期はかなり大変に感じられるだろう。」
在籍と在席は意味はちょっと違う
在籍と在席は表記が似ていますし、使用するシーンも近い部分はあります。
しかし、完全に同じ意味ではないので、そういったところで区別ができるという点は覚えておきましょう。
両者はそこそこメジャーな言い方になるものの、どちらかと言えば、在籍の方が知名度は高いでしょう。
そこに関しては特に覚えておいた方がいいです。