病後は「病気が治った後のこと」。
病気が治った後なので、いろいろな場面で使うことができます。
多くの病気に対して使用できる点はポイントになるでしょう。
病み上がりは「病気が治ったばかりの状態のこと」。
病後の意味に似ていますが、微妙に意味が違っており、病み上がりは完全に元の状態に戻っていないケースで使うことが多いです。
「病後」の意味
病後とは、病気が治った後のことです。
何らかの病気にかかっていて、それが完治した後という意味の言葉になります。
病気になった経験がある人がほとんどでしょうし、多くの人たちは病後を経験していると言えます。
でも、そんなにメジャーな言い方ではないので、知らない人もそれなりに多くいるでしょう。
そこまで見聞きしない言い方です。
「病み上がり」の意味
病み上がりとは、病気が治ったばかりの状態のことです。
意味としては病後と同じような状況でしょう。
しかし、こちらは病気が治った直後で、しかも体調が完全に元に戻ってはいないという意味で使います。
したがって、まだ少なからず問題点などが残っているという部分が重要になります。
だから、病後とは完全に同じ意味ではないです。
「病後」と「病み上がり」の用法や用例
「病後だというのに、今はすこぶる体調がいいと言える。
完全に元通りという状況であり、この調子であれば今すぐにも仕事に復帰できるんじゃないかと思うんだ。」
「病み上がりの時期はどうしても調子が上がらない。
ただ、ある程度時間が経てば、少しずつ調子は上がってくると思う。
だから、心配はしないでいいと思うんだ。」
病後と病み上がりは意味は微妙に違う
病後と病み上がりは意味はだいたい同じですけど、全く同じではありません。
特に病み上がりについては、病気は一応治ったものの、体調はまだ万全ではないという意味が込められているので、そこは覚えておきましょう。
また、知名度に関しては、病み上がりの方が高いと言えるので、こちらの方が見聞きしやすいと評価できると思われます。