荒波は「激しい勢いに感じられる波のこと」。
海におけるシチュエーションで使用するため、普段の生活においては使う機会はほぼないと言えるはずです。
荒海は「波が荒いと言えるような海のこと」。
荒波の意味に似ているものの、荒海に関しては波ではなく、海に対して使う言葉なので、そこに関しては知っておく必要があるでしょう。
「荒波」の意味
荒波とは、激しい勢いに感じられる波のことです。
通常の波ではなく、かなり激しい雰囲気を感じられるような場面で使っていく表現になります。
したがって、そんなに頻繁に使用する言葉ではありません。
また、そもそも波に対して使用する言葉ですから、日常的にそんなに使わない言い方になるでしょう。
そこは大きなポイントです。
「荒海」の意味
荒海とは、波が荒いと言えるような海のことです。
海において、波が荒いと感じられる状況で使うので、荒波の意味に結構似ています。
でも、こちらは海に対して使っていく言葉なので、そこはポイントになるでしょう。
荒波と比べるとややマイナーな言い方になるので、荒海という言葉は知らない人も多いでしょうし、どうしても使用頻度は低くなります。
「荒波」と「荒海」の用法や用例
「波の状況というのはその日によって違う。
したがって、日によっては荒波というケースもあるだろう。
定期的に海を見ていれば、そういう状況に遭遇することはあるはずだ。」
「今日は荒海と言える状況かもしれない。
普段と比べると、それなりに波が激しく感じられるから。
でも、たまにはこういう状況はあると言えるわけだが。」
荒波と荒海は微妙に意味が違う
荒波と荒海に関しては意味がやや異なっていると言えます。
両者は意味は似ているものの、微妙な違いがあるのです。
荒波は波に対して使う言葉ですが、荒海は海に対して使用する言葉になるため、両者は一応そういう部分で区別をすることができます。
ほぼ同じような意味ではありますが、こういった部分は知っておいた方がいいでしょう。