「大層」と「余程」の違い・意味と使い方・由来や例文

大層は「程度が著しい状況のこと」。

程度がそれなりに甚だしいと感じるような場面で使う言葉になるので、日常的に使用するチャンスは多くあると言えるはずです。

余程は「相当という意味のこと」。

程度が甚だしいというケースで使っていきますから、大層とあまり意味は変わらないでしょう。

同じような場面で使っていくことができると思われます。

「大層」の意味

大層とは、程度が著しい状況のことです。

何らかの場面において、程度が甚だしいと感じるシーンで使用する言葉になります。

大層という表現は結構有名な方ではないかと思われます。

多くが知っているはずですし、実際に使ったことがあるという人はかなり多くいるでしょう。

日常生活において、見聞きする機会がそれなりに多い言い方になります。

余程とは、相当という意味のことです。

こちらも程度に対して使っていく言葉であり、ある程度は甚だしいと感じる場面で使用することになるはずです。

意味は大層と特に変わらないと言えるでしょう。

したがって、意味では区別しづらい状況となっています。

また、使用頻度に関してもそんなに変わらない可能性があるので、そこもポイントです。

「今回は非常に大層な成績を残したものだ。

この生徒は以前から非常に優秀だとは思っていたが、今回のテストの結果は想像以上だったと言えるんじゃないかな。」

「あそこまで喜んでいる姿を見ると、あの人は余程嬉しいことがあったんだろうな。

今まで見たことないような喜び方をしているから、こちらも驚いてしまったと言えるんだ。」

大層と余程は意味が割と似ている状況と言えるでしょう。

どちらも程度が甚だしいと言えるような場面で使用することが多いため、意味の違いはそんなにありません。

両方とも同じようなシーンで使っていくことが可能なので、そこは知っておくべきです。

また、使用頻度も同じくらいだと思われますから、そういう部分でも区別はしづらいでしょう。