歯向かうは「立場が上の人物に対して逆らうこと」。
基本的には逆らってはいけないと言える人物に対して逆らう行為を指しています。
それなりに有名な言葉であると言えるでしょう。
手向かうは「逆らうこと、立ち向かうこと」。
したがって、歯向かうに意味はかなり似ているでしょう。
しかし、手向かうという表現はそこまで有名ではありません。
「歯向かう」の意味
歯向かうとは、立場が上の人物に対して逆らうことです。
本来であれば、立場が上の人に対して逆らうことはしづらいものの、そういった行為を実際にするケースもあるでしょう。
そういうときに使えるのが歯向かうという言葉になるのです。
言葉自体はかなり有名なので、知名度が高いという意味では多くが知っていると評価できるはずです。
「手向かう」の意味
手向かうとは、逆らうこと、立ち向かうことです。
意味としては歯向かうとほぼ同じであると言えるでしょう。
そのため、意味としては区別することは厳しいと言えます。
でも、手向かうに関しては使用頻度はあまり高くはありません。
やはり手向かうという表現があまり有名ではないので、使われるシーンはどうしても多くないと言えるのです。
「歯向かう」と「手向かう」の用法や用例
「上司に歯向かうと、不利益な扱いを受けそうで怖い。
でも、正直言って不満な点はちゃんと伝えておきたいとも思うんだよ。
そういった部分は非常に難しいところだよね。」
「自分たちを虐げようとしている存在に対して手向かうことは、ときには必要だろう。
何らかの反撃をしないと、ずっと私たちは不遇のまま過ごさないといけなくなるから。」
歯向かうと手向かうは同じような意味
歯向かうと手向かうに関しては、同じような意味の言葉として使用できます。
どちらも特定の人たちに対して反抗するといった意味があります。
逆らうという状況は実際にありえますけど、そんなに頻繁に見られるものではないかもしれません。
また、使用頻度としては歯向かうの方が高く、手向かうはあまり使われないでしょう。
そこについても知っておくべきです。