与えるは「自分が持っているものを相手にあげること」。
具体的なものだけではなく、実体がないものに対しても使うことができます。
非常に有名な表現です。
供するは「提供すること、渡すこと」。
何かを相手にあげるという意味になるため、与えるとの意味の違いはあまりないです。
したがって、意味では区別しづらい表現になります。
「与える」の意味
与えるとは、自分が持っているものを相手にあげることです。
何かを相手にあげるというシーンは日常的によくあるので、与えるという言葉もかなり頻繁に使うことができるはずです。
実際、与えるに関してはかなり知名度が高い言い方になるので、知らない人はまずいないでしょう。
何気なく使っている人が多い言い方になると言えます。
「供する」の意味
供するとは、提供すること、渡すことです。
何かを相手にあげるという意味なので、与えるの意味にそれなりに近いと言えるのではないかと思われます。
ただ、供するという言い方に関してはそんなにメジャーではありません。
使用頻度においては、与えると比べるとかなり低いと言える可能性があるので、そこは知っておいた方がいいです。
「与える」と「供する」の用法や用例
「人間は頑張った際に褒美を与えると、さらに頑張ろうという気になれる。
いかにモチベーションを高めることができるかという点は、何事においても重要だろう。」
「私が今まで使ってきたものに関して、どうも捨てるのはもったいない気がする。
したがって、欲しい人がいれば供したいと思うのだが、実際に欲しい人はいるのだろうか。」
与えると供するは意味が似ている
与えると供するに関してはともに相手にあげる、提供するといった意味になります。
したがって、両者は明らかな意味の違いはないと言えるので、区別しづらい言葉であると言えるでしょう。
ただ、使用頻度においては与えるの方が高く、供するはあまり使われないと言えるはずなので、そこに関しては覚えておくといいと思われます。