築は「建物を建てること」。

「建築」と言い換えると分かりやすい。

建は「建てること、意見を言うこと」。

「建白」と言い換えると分かりやすい。

「築」も「建」も共通することは「建物を造ること」です。

語源では「築」は「土を突き固めるきね」とあり、「建」は「朝廷と法律」という意味の字で転じて「たてる」になりました。

また、築」は土台から建てる、「建」は建材を組むというイメージがあります。

「築」は建物を造ること

「築」は土台から建物を造ることです。

「新築住宅を購入した」「敷地が広いので増築をする」「システムの構築を仕事としている」「文化的価値がある建物の移築」「加藤清正は築城の名人」「築地塀は土塀」「日本庭園の築山」「築30年の家」「建築業の会社」「建築は家本体の工事、建設は本体と諸設備の工事、インフラ工事を含めて言う」などと使います。

「建」は建てる以外の意味を持つ言葉

「建」は建物の建築を行うことですが、他にも意味があります。

「意見を具申する」という意味で「建白」「建議」と使い、「建てる」意味では「建築」「建設」「建国記念日」「土建業」「江戸時代は封建制度であった」「新建材を使う」「建前はどうであれ、実際はどうなのだ」「寺社の建立」「建蔽率違反」「建値はいくら」「建造物」などと使います。

「建築」と「建設」の違い

「建築」は建物本体を建てること、「建設」はもっと広い意味で使います。

「住宅の電気設備、下水道、ガス」「大規模工事」や「インフラ工事」も「建設」と呼びます。

土木工事を含めた大規模な工事、トンネルや河川、ダム、埋め立てなど建物以外の工事も指すのです。

工務店の住宅建築と大手建設会社の大規模工事とは当然異なるのです。

工務店は「築」、建設会社は「建」のイメージです。

「築」と「建」とは

「築」は建物本体の建築を意味します。

木造住宅の建築の印象がある言葉です。

「建」はビルやマンションなどの建物の建築やインフラ工事などの大規模工事の印象があります。

「木造建築」「築30年」「構築」「築地塀」などの使い方があります。

「建」は「建設」の他、「建議・建白」「建立・建国」など幅広い意味があります。

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