茫漠は「とにかく広い状況のこと」。
漠然と広く感じるケースで使います。
一般的な広さというよりは、言葉にできないほどに広いと感じる場面で使っていく言葉になるでしょう。
渺茫は「広くて果てしない状況のこと」。
意味は茫漠とほぼ同じと言えます。
したがって、そういう部分で区別をすることは厳しいと評価できると思われます。
「茫漠」の意味
茫漠とは、とにかく広い状況のことです。
言葉で言い表せないほどに広いと言える状況があったときに使う言葉と言えます。
したがって、日常的な意味で広いと言えるケースではまず使われません。
滅多に遭遇しないような広い光景を見たときに使用する傾向にあるでしょう。
だから、実際に使用できる機会に関しては、かなり少ないと言えるでしょう。
「渺茫」の意味
渺茫とは、広くて果てしない状況のことです。
意味としては茫漠とあまり変わらないと言えます。
同じようなシーンで使用可能な表現になるでしょう。
使用頻度に関してもあまり変わらないと言えると思われます。
したがって、両者はそういう部分においても区別することは厳しいと言える状況です。
全体的に違いはほぼない表現です。
「茫漠」と「渺茫」の用法や用例
「豪邸というのはとにかく広くて、茫漠と言えるような状況なんだろうな。
家の中で迷子になるような状況もあり得るのかもしれない。
1度くらいはそういった家に住んでみたい気もするな。」
「宇宙というのはどれくらい広いのだろうか。
渺茫と表現できるような状況なのだろうか。
想像もつかない世界だからこそ、気になってしまうと言えるんだよな。」
茫漠と渺茫は意味が似ている
茫漠と渺茫は表記もそこそこ似ていますが、意味も似ていると言える状況です。
どちらもかなり広いと言える光景などに対して使っていく表現になります。
したがって、明らかな意味の違いはないと評価できるはずです。
また、使用頻度に関しても大きな違いは恐らくないと思われるので、全体的に差を見出しづらい言い方になると言えます。
