松葉ガニと越前ガニは地域ブランドです。

取れる所の違いで呼び名が変わります。

2つのブランドはいずれもズワイガニです。

味は変わりません。

商標登録もされておりトラブルはありません。

選び方は鮮度の良いものを選ばなければなりません。

スーパーマーケットやデパートで購入するよりは取れる地域の水産会社の通販か直接、店舗を訪れると安価で極上品に出会うことでしょう。

「ズワイガニ」の意味

深海に生息する食用の赤い大型のカニです。

ズワイガニの種類は数種類あります。

主に国内産に混じってロシア産とカナダ産の外国産が流通しています。

冷凍技術の発達で1年中、食べることができます。

食べ方は茹でガニが主ですが焼きガニやカニすき、雑炊などがあります。

また、取れたばかりの新鮮なものは刺身にして食べることが可能で絶品です。

「松葉ガニ」の意味

ズワイガニを水揚げする地域の漁港で呼び名が変わります。

松葉ガニは主に山陰地方で取れるものに、その名が付きます。

松葉ガニも全国に地域ブランドを轟かせるためにカニのハサミに《タグ》を付けて他の地域のカニと区別されます。

価格はオスで最低でも5000円ぐらいで平均は10000円位です。

極上品は30000円~50000円位します。

「越前ガニ」の意味

全国のズワイガニのトップブランドで福井県で水揚げされたものが越前ガニと呼ばれています。

全国随一の皇室献上ガニでもあります。

松葉ガニ同様、カニのハサミに《タグ》を付けています。

漁期は11月上旬から翌年の3月下旬頃です。

また、農水省の地理的表示保護制度(各地域ならではの環境や伝統などの特徴を持つ地域産品を守り伝えるための制度)に登録しています。

絶品のズワイガニは取れる地域にあり!

カニを食べる時は誰もが身を取り出すのに苦労するはずです。

【水ガニ】と言って脱皮して間もないため殻が非常に柔らかいので身を取り出すのに苦労がしません。

一般的には流通していません。

また、ズワイガニのメスを【セイコガニ】と言います。

外側に卵を抱えています。

ツブツブの食感が広く定評を得ています。

また、甲羅を取ると赤い卵巣(内子)があります。

味噌汁に入れると絶品です。

価格は安価でスーパーマーケットなどで手に入れることができます。

冬の風物詩で漁期中の僅かな期間でしか食べられません。

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